協会について

ごあいさつ

会長就任のごあいさつ

会長 橋(岩﨑)廣治

 この度、山下会長の後任として会長に就任することになりました橋(岩﨑)廣治です。十三年間にわたり協会をまとめてきた山下会長とは比べ物になりませんが、微力を尽くしたいと考えておりますので、皆様の御支援・御協力賜わりますよう心からお願い申し上げます。

 簡単に自己紹介をさせていただきます。私は1949 年、石川県能登半島に生まれ、72 年外務省に入りジャカルタ(2 回)、キャンベラ、バンダルスリブガワン、メダンと海外勤務をし、2010 年から2014 年まで大使としてポート・モレスビーに勤務しました。

 各勤務地それぞれに忘れがたい思い出がありますが、やはり一番印象的な国はパプアニューギニアです。これは政治・社会・自然等の各分野に言えます。

 細かいことは省略しますが、一言だけの申し述べますと、職務上種々の事柄をパプアニューギニア政府にお願いすることがあります。例えば国連での我が国への支持、遺骨収集への協力とか、あるいはニューギニア航空の運航とか色々ですが、一度も断られたことがありません。

 また、東日本大震災の際には、パプアニューギニアの多くの人々からご寄付をいただきましたが、幼い子供たちが1 キナ、5 キナを寄付してくれたことは忘れられません。

 自然の極楽鳥をマウントハーゲンの山の中で見ました。この世のものとは思えない美しさでした。

 またブーゲンビル島の海の美しさは表現のしようがありません。

 私は日本とこのパプアニューギニアの益々の友好を心から願うものです。

 新型コロナウィルス騒ぎの最中ではありますが、この騒ぎは必ず終息するものです。そうなったときには両国国民の交流促進のために何かできればと考えています。

 また、会員間の親睦も大変重要なことだと思います。事務局の協力を得て盛んなものにしていけたらと考えています。

 最後になりますが、役員の方々、会員の皆様の協力なくしては何もできません。どうか宜しくお願いいたします。

 皆様の御健康を祈っております。