メルマガ・広報誌

vol.137 (12月29日)

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◎ 第1次大戦中に謎の失踪、豪潜水艦第1号 100年経てついに発見 (2017.12.21、AFP)
http://www.afpbb.com/articles/-/3156201?pid=19656156

第1次世界大戦(World War I)初期にパプアニューギニア沖で忽然(こつぜん)と姿を消した
オーストラリア海軍初の潜水艦について、豪当局は21日、ついに残骸が見つかったと発表した。
「103年の時を経て、わが海軍最古の謎がようやく解けた」
とマリス・ペイン(Marise Payne)豪国防相は記者団に語った。

 今回見つかった潜水艦「AE1」は、豪海軍のため建造されたE級潜水艦2隻の第1号。
1914年2月に英ポーツマス(Portsmouth)で就役し、5月にシドニーに到着。
ドイツ領ニューギニア攻略作戦に参加したが、同年9月14日に豪、英、ニュージーランド出身の乗組員35人と共に
パプアニューギニアのデュークオブヨーク諸島(Duke of York Islands)近海で消息を絶った。

 AE1は第1次世界大戦における連合国側初の喪失艦となり、その失踪は豪海軍史上最古の謎とされてきた。

 しかし、先週始まった13回目の捜索活動で、AE1の残骸は行方不明になった
海域の水深300メートル超の深海で見つかった。
今回の捜索では、2014年のマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便失踪事件でも捜索に当たった
調査船「フグロ・エクエーター(Fugro Equator)」が投入された。

 ペイン国防相は、この発見によってAE1が沈没した原因の解明が進むことを期待しているとコメント。
豪政府としてパプアニューギニア政府と連携して現場を保存し、
AE1と乗組員の慰霊式を行う方針を示した。(c)AFP

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◎ マヌス島の難民希望者の苦境を解消すべき (2017.12.24、日豪プレス) 
 http://nichigopress.jp/ausnews/politics/156557/
 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、パプア・ニューギニアのマヌス島の
領外難民収容センターに残っている数百人の難民認定者と難民認定希望者の苦境を
人道的に解決するよう要求した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同島のセンターは公式には2017年10月に閉鎖されているが、
代替に用意された宿泊施設での安全に不安があるとして、大勢の元収容者が出所を拒んでいた。
その後、PNG当局は元収容者を強制的に新しい宿泊施設に移した。
しかし、新しい宿泊施設を地元住民が拒否しており、食料の運び込みを妨害するなどしており、
1箇所の施設では職員が住民に追い出されている。

 ジュネーブのUNHCR本部で、セシル・プイー報道官は、
重大な状況にあるとして、「この人達はひどい苦難を味わい、心理的に痛めつけられており、
今は自分達のいるところでどうなるか分からないという不安に生きている。
拷問被害者も多く、深い心の傷を負っている人達は次にどうなるのか分からないままだ。
オーストラリア政府が見捨てた難民と難民認定希望者にとって
PNGのマヌス島の危険な状態が続いている現状に対して、
UNHCRは、オーストラリア政府に対してその責任を全うするよう、
また、緊急に人道的かつ適切な解決策を見つけるよう要請した」と述べた。

 さらに、プイー報道官は、「過去4週間に警備問題の事件が少なくとも5件発生している。
PNG政府がこの状況に対処すべきではあるが、最終的な責任はオーストラリアにある。
そもそも、領外難民処理施設をPNGとナウルに設置したのはオーストラリアであり、
現在のような状況をもたらしたのはオーストラリアだ。
だから、オーストラリアにその解決を求めている」と述べた。

 新しい宿泊施設に収容されている難民が、
「地元の地主達が宿泊施設への食料搬入を妨害しているため、
施設では食料が尽きてきている」ことを伝えたのを受けてのUNHCRの発表となった。

 抗議の地主らは、12月19日以来、300人以上の男性難民が収容されている宿泊施設、
East Lorengau Transit Centreへの職員の立ち入り、医薬、食料の搬入を阻止している。

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◎ 自分のためが、世界のために。カレンダーでできる国際協力があります (2017.12.24、PR TIMES)
http://www.sankei.com/economy/news/171226/prl1712260416-n1.html
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
ベテラン写真 長倉洋海氏の魅力的な写真がいっぱいのJVC国際協力カレンダー2018

世界11の国・地域で活動する国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」が
制作・販売するJVC 国際協力カレンダー2018「Have a nice day!」が好評発売中。
収益はアジア、アフリカ、中東、日本の震災被災地での支援活動への寄付になります。

[画像1: https://prtimes.jp/i/30680/4/resize/d30680-4-403461-0.jpg ]

●気軽にできる国際協力
JVC国際協力カレンダーは、1986年の発売から30年以上にわたり毎年制作され、
累計約50万部を販売しているロングセラー商品です。
毎年、第一線で活躍する写真家の方によりすぐりの写真をご提供いただいており、
素敵な作品が楽しめることもカレンダーの大きな魅力のひとつとなっています。
暮らしに役立つカレンダーが国際協力になる「気軽にできる国際協力」として
多くの方にご協力いただいています。

●長倉洋海氏の魅力的な作品が楽しめる

[画像2: https://prtimes.jp/i/30680/4/resize/d30680-4-326228-21.jpg ]

2018年のカレンダーの写真家は、世界中でその地に生きる人々を撮り続けてきた長倉洋海氏です。
長倉氏はできごとをニュース的に切り取るのではなく現地の人たちの懐に入り込み、
その人の内面やストーリーを感じさせるような「人」を捉えたあたたかな写真が魅力です。
そのようなカメラアイが結実したアフガニスタン抵抗運動の指導者マスードや、
エルサルバドルの難民キャンプの少女へスースの作品等で、
写真界の芥川賞と言われる土門拳賞を始め、日本写真協会年度賞、
講談社出版文化賞などを数々の賞を受賞、これまでに写真集や書籍も多数発行されています。
そんな長倉氏が世界中で撮ってきた作品をこのカレンダーでは楽しむことができます。
カレンダー写真は画像一覧をご参照ください。

●2018年のテーマは「暮らし」
アフガニスタン、パプアニューギニア、グリーンランドなど、
どんなところか想像がつかないような場所にも、私たちと同じ「暮らし」があります。
「等身大の世界を見て、自分たちと違う文化の人達に出会い、
違う文化だけど、共通点があることを知ってほしい」と長倉氏は語ります。

タイトルは「Have a nice day! ~あなたの一日、地球の一日~」。
世界の人々、そしてカレンダーをつかってくださる皆さんが、素敵な日々を過ごせますように。
そんな願いを込めました。

●カレンダーでできること
たとえば、カレンダーを通して下記のような活動を実施することができます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/30680/4/resize/d30680-4-973113-6.jpg ]

壁掛けカレンダー2冊(約3,000円)で・・・パレスチナで、
栄養失調から子どもを守る調理実習に3人の母親が参加できます。
(事業の詳細はこちらから http://bit.ly/2gS63TD

[画像4: https://prtimes.jp/i/30680/4/resize/d30680-4-930259-7.jpg ]

壁掛けカレンダー10冊(約15,000円)で・・・
親をエイズで亡くした南アフリカの子ども14人が、
感染予防や子どもの権利についての研修を受けられます。
(事業の詳細はこちらから http://bit.ly/2BNC7aH

2018年1月からは、南スーダンで、首都ジュバにあるマンガテン避難民キャンプの子ども達の
教育支援を開始いたします。
教育を受けることは職を得るチャンスを増やし、
若者が「仕事がないので兵士になる」ことを防ぐことにもなります。
教育を受ける権利の保障だけでなく、平和な未来のためにも大きな意味を持つ活動です。
これから支援を待つ子ども達のためにも、国際協力カレンダーは役立ちます。

●商品ラインナップ
【壁掛けカレンダー】
価格:1,600 円(税込)
サイズ:38.5cm×56cm(使用時)
写真の美しさが映えるサイズでお部屋のインテリアに大活躍!
[画像5: https://prtimes.jp/i/30680/4/resize/d30680-4-770198-1.jpg ]

【卓上カレンダー】
価格:1,300 円(税込)

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◎ 米IEEE、オフグリッドの太陽光プロジェクトに120万ドル寄付 (2017.12.28、日経テクノロジー)

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/122810344/?rt=nocnt

 米電気電子技術者協会(IEEE)は12月18日、
同協会が主宰するイニシアチブ「IEEE スマートビレッジ」(ISV)が
合計120万ドルを太陽光発電や蓄電池を活用した
持続可能エネルギー・プロジェクト7件に寄付したと発表した。

 これらのプロジェクトは、社会インフラが整備されていない未電化地域に
電力インフラを整備することで児童の教育や起業の機会を提供することを目的としており
、最大700万人の生活を大幅に改善する可能性があるという。

 今回採択されたプロジェクトの実施国は、ナイジェリア(2件)、ウガンダ、カメルーン(2件)、
インド、パプアニューギニアの5か国である(表)。
表●IEEEスマートビレッジが採択した「2017-2018 オフグリッド・アントレプレナー」
(出所:IEEEの公開情報を基に日経BP総研 クリーンテック研究所が作成)


国 プロジェクト名
ウガンダ Africa Development Promise
ナイジェリア Green Village Electricity Project Limited
パプアニューギニア PNG Community Transformation Center
インド Shakti Empowerment Solutions
ナイジェリア Shaybis Nigeria, Ltd.
カメルーン Renewable Energy Innovators - Cameroon
カメルーン Torchbearer Foundation dba Igniting Africa

 プロジェクトの内容は、太陽光による直流・交流マイクログリッド、
次世代ポータブル蓄電池キット、ローカル・コンピューター・サーバーおよびイントラネット・デリバリーシステム、
広範囲無線LAN、ポータブル食品加工器など。

 各プロジェクトの内容は実施場所や状況、目的などによって差異があるものの、
いずれも電力源としてオフグリッドの太陽光発電を活用する点ではほぼ共通している。

 ISVが資金援助を行ってきた過去のプロジェクトで、
これまでに7万人以上が恩恵を受け、同イニシアチブのビジネスモデルの有効性が証明されているという。
IEEEがグローバル規模でアクセスできるボランティア、技術者、教育関係者、資金提供者が、
クリーンエネルギーを開発し、教育や事業の機会で活用する。
将来的に、2025年までに世界中で5000万人以上に貢献できると見込む。

 ISVイニシアチブのRay Larsen会長は、「世界中で何億人もの人々がいまだに未電化の環境におかれている。
『IEEEスマートビレッジ』は、そうした状況を大幅に改善することが狙いだ。
国際連合の『持続可能な開発のための目標(SDG)』に貢献し、
2030年までに最悪の貧困を撲滅したい」と述べている(関連記事)。


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◎ 2018年元旦にスーパームーンでM8超巨大地震発生か!?  (2017.12.28、トカナ)

http://tocana.jp/2017/12/post_15512_entry.html

 米航空宇宙局(NASA)の発表によると、
なんと2018年のスーパームーンは1月1日(日本時間1月2日)が最初で最後となり、
月が地球から356,570kmの距離まで接近するという。
これまで筆者は、スーパームーン前後の大地震発生をたびたび警告してきたが、
それが現実になったことは一度や二度では済まされない。
果たして2018年の初日に巨大地震が発生してしまうのか?
過去の事例を振り返りつつ、その可能性を検討したい。

 まず、スーパームーンについて簡単に説明しておこう。
これは、地球の周囲で楕円軌道上を周る月が、
満月か新月のタイミングで地球に最接近する状態のことをいう。
そしてこの時、地殻にひずみがあって、今にも大きな地震が起きようとしているタイミングで、
月の引力が最後の「トリガー」(引き金)となって地震が起きるという説があり、
日々研究に取り組んでいる科学者たちが存在する。
つまり、月と地球の位相という観点からは、スーパームーン前後は地震が起きやすい時期と考えられるのだ。

 特に昨年11月14日には、月と地球が70年ぶりとなる近距離まで接近し、
「エクストリーム・スーパームーン」と呼ばれた。
危機感を抱いた筆者は、その直前に掲載した記事で、世界規模での大地震に注意を呼びかけた。
そして、エクストリーム・スーパームーンのまさに当日、ニュージーランド南島で「2016年北カンタベリー地震」(M7.8)が発生、
2mの津波によって60名弱の死傷者が出たのだ。しかも、恐怖はそれだけでは終わらなかった
。8日後には、福島県沖地震(M7.4)まで起きている。
また、11月14日の次の満月もスーパームーンだったが、
その5日前にソロモン諸島でM7.8、3日後にはパプア・ニューギニアでM7.9と、
M7クラスの地震が続発している。

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