メルマガ・広報誌

vol.198(9月20日)

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◎ 第18回 TOKTOK会 堀江正夫 名誉顧問 104歳記念講演開催のお知らせ

当協会 名誉顧問の堀江正夫理事によります記念講演を次(別添)の通り開催いたします。
ここでしかお聴きすることができない、貴重なお話があるかもしれません。
皆様お誘いあってご参加ください。

講師:堀江正夫 理事 名誉顧問
題目:大東亜戦争とニューギニア
   - 戦争はどうして始まったか
       - なぜニューギニアが戦場になったのか
   - どんな戦場であったのか
   - 最後まで立派に戦えた訳は

日時:10月30日(水) 17:30開場、1800開会
場所:虎ノ門 霞山会館 
会費:会員5000円 非会員10000円
(懇親会込)

メールで受け付け可能です。

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◎ 上原敏さん 母校で歌い納め
当協会会員の矢野信雄様より、上原敏さん(戦前、戦中の歌手、ウエワクで戦死)の歌を聴く会の
最終回(第30回)のご案内を次の通り頂きました。是非ともご参加ください。
お問合せはメールで協会事務局まで

前略 残暑厳しき候、皆様に於かれましてはますますご健勝の事とお慶び申し上げます。
 さて、昭和63年に産声をあげましたこの会も「平成」を走り抜け、今年は記念すべく
「令和元年」を迎える事が出来ました。長きに渡り続けられましたのも、偏に皆々様のお蔭と
心から感謝いたしております。今回30回をもって最終回とさせて頂きます。今回は最終回に因んで、
是非もう一度お聴き頂きたい作品を選りすぐり選択致しました。志生野温夫アナウンサーの名調子で
綴られた、美しい上原敏さんの世界で土曜日の午後のひと時をお過ごしいただければ幸いに存じます。早々

「日」 令和元年10月19日(土曜日)
「時間」 13時から17時予定
「場所」 専修大学 神田キャンパス5号館(7階)571教室
「交通アクセス」 地下鉄 東西線、半蔵門線、都営新宿線、九段下下車 5番出口徒歩3分
         都営三田線、都営新宿線、半蔵門線、神保町駅下車 A2出口徒歩3分
「会費」 3,000円


9月13日までに協会事務局へメールなどによりお申込み、お問合せいただけましたら、
主催者 矢野様へお取次ぎさせていただきます。

  
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◎ 第17回TOKTOK会開催のお知らせ 
講師:大野政義 氏
題目:パプアニューギニアの開発の将来
   -開発政策・財務の動向とマペラ新政権を迎えてー

日時:9月25日(火) 1800開場、1830開会
場所:虎ノ門 霞山会館 ピオニーレストラン
会費:会員3000円 非会員6000円

本日15時まで メールで受け付け可能です。(残席数席です)

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◎ 国際防衛ラグビー競技会(IDRC)2019が日本で開幕 
(2019.9.11、 航空新聞社) http://www.jwing.net/news/16765
自衛隊はじめ、英国、豪州等世界10ヵ国軍が参加
 防衛省は9月9日、「国際防衛ラグビー競技会(IDRC)2019」の開会式を防衛省内で実施した。
IDRCは各国軍で最強のラグビーチームを決める大会で、
ラグビーワールドカップにあわせて2011年から開催している。
日本からは自衛隊チームが前回開催の第2回大会(IDRC2015)から参加しており、
第3回目となる今回は、開催国の日本をはじめ、豪州、フィジー、フランス、ジョージア、
ニュージーランド、パプアニューギニア、韓国、トンガ、英国の10ヵ国軍(日本は自衛隊)が参加する。

 自衛隊チームは、前回大会では予選プールで敗退という結果だったものの、
親善試合ではジョージア軍に逆転勝利する結果を残しており、
開催国となった今年の活躍が期待されるところ。
ちなみに、自衛隊チームの初戦は9月15日、
フランスとパプアニューギニアによる試合の勝者との間で、
習志野会場にて行われる予定となっている。
〈国際防衛ラグビー競技会(IDRC)2019概要〉
▼開催期間:9/9~23
▼競技会場
・柏の葉会場(柏の葉公園総合競技場)
・朝霞会場(陸上自衛隊朝霞駐屯地自衛隊体育学校グランド)
・習志野会場(陸上自衛隊習志野演習場グランド)
▼参加チーム=10チーム
・豪州軍「オーストラリア国防軍ラグビーチーム」
・フィジー軍「フィジー共和国軍ラグビーチーム」(※前回大会優勝)
・仏軍「フランス軍ラグビーチーム」
・ジョージア軍「ジョージア軍ラグビーチーム」
・ニュージーランド国防軍「ディフェンスブラックス」
・パプアニューギニア軍「パプアニューギニア国防軍ラグビーチーム」
・韓国軍体育部隊「サンムフェニックス」
・トンガ王国軍ラグビーチーム「NGAHAU KOULA」
・英国軍「イギリス軍ラグビーチーム」
・自衛隊「ディフェンスブロッサムズ」


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◎ Minister: Govt owes SOEs K144 million  (2019.9.10、 Post-Courier)
https://postcourier.com.pg/minister-govt-owes-soes-k144-million/
He also appealed to the government to honour its counterpart funding
to development partners including a K60 million to Japan's aid agency JICA for ...


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◎ K4m for four water projects (2019.9.10、
https://postcourier.com.pg/k4m-for-four-water-projects/
This was announced by local MP John Kaupa during the opening of the first water project
at the Manuti and Japanese blocks at Six-Mile next to the ...


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◎ 米大使、台湾との断交検討のソロモン諸島に慎重な対応呼びかけ 
(2019.9.12、 朝日) http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1VX0OM.html

 [シドニー 12日 ロイター] - 
米政府は、台湾との外交関係見直しを検討している太平洋の島国ソロモン諸島に対し、
中国の資金拠出の約束には慎重に対応し、台湾との断交を強制されないよう注意が必要だと呼びかけた。

 米国の駐パプアニューギニア・ソロモン諸島・バヌアツ大使が
今週、ソロモン諸島の首都ホニアラで記者団に語った。

 ソロモン諸島では、複数の有力議員が、台湾との外交関係を見直し、
中国との国交を樹立したいとの意向を示している。 

 ロイターが入手した音声記録によると、
同大使は台湾との外交関係を維持することは明確には求めなかったものの、
慎重な対応が必要だと発言。
ソロモン諸島が「極めて重要な決断」に直面しているとの見方を示した。
 同大使は「ソロモン諸島の首相、全国民、全議員に対し、圧力を感じながら決断を下さず、
資金拠出やプロジェクトの詳細、融資なのか無償供与なのかを確認することを勧めたい」と述べた。

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◎ 優勝候補イギリス、フィジーが大勝で初戦飾る。国際防衛ラグビー競技会開幕 
(2019.9.12、 Rugby Republic) https://rugby-rp.com/2019/09/12/etc/40225
 第3回となる、世界の10カ国軍ラグビー部が戦う「国際防衛ラグビー競技会 2019」が開幕し、
9月11日、自衛隊施設(陸上自衛隊朝霞駐屯地、同習志野演習場)で初戦をおこなった。

 朝霞の開幕ゲームはフランス軍×パプアニューギニア国防軍(以下 PNG)。
フランスがトライを量産し、71-0とゼロ封で2回戦へ。
 前回王者フィジー軍と初参加の韓国軍(体育部隊/尚武)は2回戦を戦い、
こちらもフィジーが14トライの猛攻で92-6と韓国を一蹴しベスト4へ進んだ。
 習志野では、2回戦で第1回大会王者のイギリス軍が69-3でジョージア軍を寄せ付けず4強入り。
オーストラリア国防軍とトンガ軍は1回戦であたりオーストラリアが2回戦進出となった。
 


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◎ 台湾・ソロモン関係の行方に関心 米副大統領、ソロモン首相と会談か 
( 2019.9.14、  Excite news )
https://www.excite.co.jp/news/article/Jpcna_CNA_20190914_201909140005/
(ワシントン 14日 中央社)南太平洋のソロモン諸島で今年4月の新政権発足後、
台湾との外交関係を見直し中国と国交を樹立する可能性が伝えられている。
これによって不利益になりかねない米国のペンス副大統領が
今月17日にニューヨークで開幕する国連総会の期間中ソロモン諸島のソガバレ首相と会談する模様だ。
ソロモン諸島と台湾の良好な関係維持を支持する米国の立場を表明するという。
消息筋が14日までに明らかにした。

ソロモン諸島は太平洋地域に位置する台湾の6つの国交締結国の一つ。
中国は近年、同地域にある台湾の国交国に外交攻勢をかけており、
それを奪い取ることで独立志向とされる蔡英文政権をけん制しようとしている。
米国にとっても同地域は中国との勢力争いの最前線と指摘されており、
中国の勢力拡大には懸念を持ち注視している。

米の駐パプアニューギニア・ソロモン諸島・バヌアツ大使は今月10日、ソガバレ首相と会談し、
中国との外交関係樹立で生じ得るリスクを評価する上、慎重に対応するよう呼び掛けた。

ソガバレ政権は発足後、台湾との関係を見直すための特別委員会を設置。
同委が中国との国交樹立を勧告する答申書を政府に提出しており、答申書では、
10月1日に中国が建国70周年を迎えるのに合わせ、9月中の台湾との断交を提言している。

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◎ ソロモン諸島が台湾と断交 米国、太平洋の中国プレゼンス拡大警告 
(2019.9.17、 大紀元 ) https://www.epochtimes.jp/p/2019/09/47246.html

南太平洋の島国・ソロモン諸島政府は17日、台湾との断交を発表した。
米国の専門家は、ソロモン諸島が中国共産党政府と接近することで、
太平洋における米同盟国の影響力が低下する可能性があると警告する。

台湾の蔡英文総統は同日SNSで、ソロモン諸島との外交関係の終わりは、
中国が絶えず台湾の国際的な孤立化を狙うためだとした。

総統は、中国共産党政権が「台湾の人々の勇気をくじき、『一国二制度』を受け入れさせようとしている。
断じて受け入れない」とSNSに書いた。

パプアニューギニアとオーストラリアの近くに位置するソロモン諸島は、
マナセ・ソガバレ首相が4月に就任して以来、台湾との外交関係を見直すことに言及してきた。

1983年以来、ソロモン諸島は台湾の17カ国ある同盟国の1つ。
台湾は2016年以来、エルサルバドル、ブルキナファソ、ドミニカ共和国、パナマ、
サントメ・プリンシペの5つの同盟国を失い、それぞれが中国と国交を結んだ。

台湾には自国の軍隊、通貨、選挙制度のある民主主義国との事実があるにもかかわらず、
中国共産党は、台湾を中国領土の一部とする「一つの中国」論を主張している。

台湾政府は、中国が「金銭外交」を展開していると非難している。
台湾や米国の同盟国や友好国に投資して、中国共産党政権に有利な世論を作り出しているためだ。
このたびの断交により、ソロモン諸島は中国から500億円の支援を受ける。

ソガバレ首相は就任後間もなく、台湾との外交関係を評価するための諮問委員会を設立した。
9月1日付ロイター通信の報道によると、8月にソロモン諸島の8人の大臣と首相秘書官が北京を訪問。
委員会メンバーの議員は、中国と同盟を結んでいる他の南太平洋諸国を訪問した。

米国政府は、この南太平洋地域における北京の影響力拡大を警戒している。
すでに台湾との外交を放棄した太平洋島しょ国家には、地政学的に、
中国軍の基地が建設されるリスクが高まっている。

台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は11日、台湾官製メディア・中央社のインタビューに応じ、
ソロモン諸島が中国と外交を結べば、約束を守らなかったり、
守っても巨額の債務に苦しめられることになると警告を発していた。

ソガバレ首相は9月13日、諮問委員会所属議員と会議を開いた。
中央社が入手した会議資料のコピーによると、ソガバレ政権は、
中国共産党政権誕生から70年を迎える10月1日までに、北京との国交樹立を推しているとの内容があったという。
さらに、外交相手を台湾から中国に変えることで「多くの利益がある」とし、
中国共産党による「一つの中国論」について「原則順守を受け入れる」と記されていた。

中央社の報道によると、親中派のソロモン議会議員は、
首相がニューヨークで米国政府の影響を受けるのを避けるために、
国連総会が始まる前に決定を急がせていると伝えた。

中央社は、マイク・ポンペオ米国務長官もしくはペンス副大統領が今週始まる国連総会でソガバレ首相と会い、
台湾との国交維持を支持することを伝える予定だったと報じた。

中国の南太平洋地域での影響力増加は米豪の利益を損なう
米国と台湾は1979年、外交的な調整のために断交しているが、台湾は引き続き、
インド太平洋地域において、米国の同盟国として存在感を発揮している。
中国共産党は2019年1月、台湾統合のために武力を辞さないと明言した。
米国は台湾の自衛能力強化のために、武器を売却し続けている。
同年6月、米国国防省の報告では、台湾は、地域の安定を守る「自然なパートナー」と表現した。

太平洋諸島の米国大使キャサリン・エバート・グレイ氏は9月10日、
ソロモン諸島の首都ホニアラを訪問し、ソガバレ首相と会談した。
中央社によると、グレイ氏は、ソロモン諸島はパートナー国家の一つであり、
もし北京との外交を結んだ場合、潜在的な課題に直面すると警告したという。

9月11日、米国国防総省のアジア太平洋地域安全保障担当次官デビッド・ハーベイ氏は、
シンクタンク「グローバル台湾研究所」のフォーラムに出席し、
「台湾が外交的パートナーを維持し、国際的に孤立せず、
地域の安定を守ることが重要だ」と述べた。
ワシントンにあるシンクタンク 「戦略国際問題研究所」 のマイケル・グリーン上級顧問は、
中国が南太平洋地域で軍事的・地質的利益を拡大しているため、
米国、オーストラリア、ニュージーランドの利益が損なわれていると指摘した。
米中経済安全保障審査委員会の2018年6月の報告書によると、
太平洋の島しょ部には、中国の軍事基地が建設されるリスクがあると指摘した。
豪州フェアファクス・メディアは4月9日、消息筋の話として、バヌアツ政府は中国共産党政府と会談し、
島内に中国の軍事基地を建設する可能性について議論したという。
しかし、両国はこの報道内容を否定している。
委員会の報告によると、「太平洋諸島における中国の軍事基地または施設は、
インド太平洋における米軍のプレゼンスおよび訓練に影響を与える可能性がある。
さらに、太平洋諸島における米国の戦略的アクセスに障害をもたらす恐れもある」と書いた。
太平洋地域の地政学に詳しい、同志社大学の早川理恵子氏は自身のブログで、
このたびのソロモン諸島と台湾の断交を受け、日本や豪州、米国への提言を行った。
同氏は、中国はインフラを狙っているため、
日米豪の安全保障に必要な太平洋の離島の通信、空港、港湾などを確保すべきだ。
そして、中国による離島の分離独立が進むと予想されるため、離島支援を推進する必要があるとした。

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◎ 自衛隊高級幹部会同に伴う総理主催懇親会  (2019.9.17、 首相官邸 )
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201909/17jieitai_konshinkai.html
 令和元年9月17日、安倍総理は、総理大臣公邸で自衛隊高級幹部会同に伴う総理主催懇親会を開催しました。
 総理は、挨拶で次のように述べました。

「皆さん、こんばんは。総理公邸にようこそおいでいただきました。本日は、25万人の自衛隊員を代表する皆さんと、
直接懇談する機会を得られたことを、大変うれしく思います。

 24時間、365日、今この瞬間も、それぞれの持ち場で、
一瞬の隙も無く任務の遂行に当たってくれている隊員の皆さんに、改めて敬意を表したいと思います。
同時に、隊員の御家族の皆様に、この場をお借りいたしまして、心から感謝申し上げたいと思います。

 私は、内閣総理大臣の最も重要な責務は、国民の命を守り、平和な暮らしを守ることであると考えていますが、
諸官の存在なくして、この重責を果たすことはできません。

 本年5月から今月にかけ、北朝鮮が弾道ミサイルを立て続けに発射していますが、
深夜・早朝を問わず、万全の警戒監視態勢で情報を収集し、直ちに報告してくれている。
諸官が日々届けてくれているこうした情報は、我が国にとっての命綱であります。

 災害対応や緊急患者輸送においても、常に即応態勢を取り、被害の兆候があればちゅうちょなく飛び出し、
国民が助けを求める現場に駆けつける。

 先般の九州の大雨災害においては、昼夜を分かたず、ときには油にまみれながら活動し、
また、台風15号に伴う災害では、電気や水を届けるために、今も1万人以上の隊員が奮闘してくれています。
正に3交代で昼夜分かたず、この停電の解消に当たってくれている。
心から頼もしく感じています。

 また諸官は、日本と世界各国との関係構築という点においても、
我が国の平和と安全に貢献してくれています。

昨年11月、パプアニューギニアで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)において、
パプアニューギニア軍楽隊がふるさとの歌と演奏で、私たちを歓迎してくれました。
ほとんどのメンバーが楽譜も読めず、管楽器に触れるのも初めてという状態から、
自衛隊中央音楽隊が、3年以上の年月をかけて育てあげた軍楽隊。
その演奏を耳にし、胸が熱くなる思いでありました。

自衛隊の教官たちが、軍楽隊の教育を終え日本に帰国する際、
パプアニューギニアの軍楽隊から、自作の歌が贈られたそうです。

その歌の中に、こうした一節がありました。あなた方が音楽を教えてくれたことを、ずっと忘れない。
いなくなっても、私たちはずっとあなた方と共にある。

私も、最初の演奏を教え始めた頃のビデオを拝見させていただきましたが、
全員が本当に全くの素人で、この素人の皆さんが、軍楽隊としてAPECで国歌を演奏する。
普通であれば、暴挙というか、無理だと諦めてもしようがないところでありますが、
根気強く軍楽隊の皆さんにも頑張って教え続けていただき、
そしてパプアニューギニアの皆さんも、国の名誉を賭けて立派な演奏をするんだという思いで、
ゼロからの出発でありますが、立派にAPECで集まった首脳たちの前で、それぞれの国の国歌を演奏しました。
正に、彼らの誇り、共に私たちは守ったんだろうと、こう思っています。
 様々な形で汗を流し、日本と世界の架け橋となっている皆さんを、大変誇らしく思いました。

 我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、皆さんと心を一つにし、
しっかりと力を合わせていくことがますます重要となります。
今年、自衛隊は創設65年を迎えます。これは私絶対に忘れないんですね。
なぜかと言えば、私が65歳を今年迎えるからでありまして、
自衛隊の歩みと私の人生の歩みは全く同じでございまして、人生100年でありますから、
100周年に何とか御挨拶をさせていただければと。もちろん、私は現役ではございませんが。
 本日は、短い時間ではありますが、皆さんと親交を深め、
我々の絆(きずな)を一層固めていきたいと思います。
これからますます皆さんが活躍されますことを期待いたしまして、
私の御挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。」

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