メルマガ・広報誌

vol.244(1月12日)

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明けましておめでとうございます。
2021年最初のメルマガを配信させていただきます。
コロナ禍が一日も早く収束し、また皆さんと総会やTOKTOK会でお会いできる日を
心待ちにしております。
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◎ 太平洋海底ケーブル 中国勢が進出意向で火花 米豪、機密流出を警戒 (2020.12.30、 日経) 
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67806590Z21C20A2FF8000
【シドニー=松本史】太平洋の島しょ国を結ぶ海底ケーブルや通信事業に中国企業が参入を目指す例が相次ぎ、
オーストラリアや米国が警戒を強めている。
両国はこの地域で影響力を維持してきたが、
インフラ支援などを通じて存在感を増す中国と対峙する構図が一段と鮮明になった。
ミクロネシア連邦、キリバス、ナウルの島々を海底ケーブルで結び、
地域のインターネット接続を向上させる多国間事業「東ミクロネシアケーブル」に
中国の通信企業ファーウェイ・マリンが応札し、今秋までに米国が関係国に懸念を表明した。
ロイター通信が報じた。
報道によると、米政府と米共和党上院議員がそれぞれ、ミクロネシア連邦に書簡を送った。
ファーウェイ・マリンが落札しないよう事実上の圧力をかけたもようだ。
中国企業は政府の情報収集活動に協力する義務がある。
中国企業が敷設する海底ケーブルなどのインフラが「諜報活動に利用される」可能性があるためだ。
ファーウェイ・マリンは米国が制裁で狙い撃ちにする中国通信機器大手、
華為技術(ファーウェイ)の傘下企業だったが、別の中国通信大手、江蘇亨通光電が買収した。
東ミクロネシアケーブルは、世界銀行とアジア開発銀行(ADB)が支援する。
関係者によると、すでに入札が終わり、
関係国の政府がケーブル敷設企業を推薦する報告書を作成して資金を提供する世銀とADBの精査を受けている。
太平洋島しょ国は通信インフラが脆弱で、改善には海底ケーブルが必要だ。
膨大なデータが行き交う情報インフラは安全保障上の重要施設でもある。
ミクロネシア連邦は米国と自由連合協定を結び、防衛を米国に依存する。
米国は軍事を含む機密情報が中国側に流出する事態を懸念しているもようだ。
豪戦略政策研究所のマイケル・シューブリッジ氏は、
海底ケーブルの敷設に中国企業が参加すれば「データの安全性にリスクをもたらす」と警告する。
豪州はこれまでに、別の海底ケーブル事業でファーウェイ・マリンを排除した。
豪州は10月、日本や米国とともにパラオの海底ケーブル敷設を支援することも決めた。
中国企業の携帯電話事業参入の可能性も浮上している。
パプアニューギニアやフィジーなどで携帯通信事業を展開するジャマイカの「デジセル」の
太平洋部門買収に中国移動(チャイナモバイル)が関心を示していると豪メディアは報じた。
デジセルは日本経済新聞の取材に対し「太平洋地域の事業について、複数の企業から(買収の)提案を受けた」と認めた。
携帯通信市場におけるデジセルのシェアは、パプアニューギニアで9割、バヌアツやトンガでも50%超とみられる。
豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューは12月中旬、
豪政府が中国企業によるデジセル太平洋部門の買収を阻止するため、
デジセルに買収を提案しそうなファンドを「融資保証などを通じて支援する手法を検討している」と伝えた。
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◎ 頭の飾り羽がイカす「オウギバト」は、ハトの中で世界最大! (2021.1.2、 ガジェット通信) 
https://getnews.jp/archives/2884452
オウギバトは頭の飾り羽がかなりイカす鳥です。
その飾り羽は、まるで王冠のようです。
この飾り羽がそのまま名前の由来になっているほどで、
その見た目もかなりのインパクトがあります。
そこでここでは、特徴的な飾り羽を持ち、
ハトの中でも世界最大とされるオウギバトがどのような鳥なのかについて解説いたします。
知れば知るほどハマっていくオウギバトの生態、ぜひ覗いてみてください!オウギバトとは
オウギバトとはハト科カンムリバト属に分類される動物です。
名前の由来は、その頭部にある大きな冠羽から来ており、
頭がとてもユニークな動物となっています。
オウギバトの主な生息地は、
インドネシアやパプアニューギニアなど東南アジアからオセアニアにかけて生息している鳥です。
熱帯雨林気候に属する地域の標高600m以下の乾燥林や浸水林、湿地林などに生息しています。
オウギバトの大きさはハトの中で最大!
頭部に目がいくオウギバトですが、その体は大きく、ハトの中で最大級の種類となっています。
そのサイズは全長約70cm前後とされています。
ドバトと呼ばれる日本国内でよく見るハト、カワラバトいいますが、
この種は平均して全長約30cm~35cmほどとされています。
ですので、その倍近いサイズということになります。
そう考えるとめちゃくちゃ大きな鳥ですね!
オウギバトは飛ぶのが得意ではない
そんな大きな体もあってか、オウギバトは飛ぶ力が弱いです。
短距離であれば飛ぶことはできるのですが、長距離は飛べません。
大きな体が邪魔になってしまって、ずっと飛んでいるということができないのです。
オウギバトの生態
オウギバトは、主に2羽~10羽ほどの小規模な群れを成して生活する姿が確認されており、
社会性もある動物だとされています。
なお、危険を感じると地上10m~25mの高さの樹上へ飛んで逃げていきます。
食性に関しては果実や種子、昆虫などを食べる雑食性です。
その数を減らしているオウギバト
オウギバトはワシントン条約附属書II、
いわゆる絶滅危惧II類に掲載される動物の一種となってしまっています。
生息地のインドネシアやパプアニューギニアでは、法的な保護の対象とされるなど、
その数は年々減ってきているのです。
減少原因①生息地の破壊
なぜオウギバトが減ってきているのかというと、
単に生息地の破壊などが進んでしまっていることが背景にあります。
人間が生活する場所を拡大させることによって、
オウギバトが好む場所がどんどん減ってきているのです。
単なる環境破壊の中でも、
特に森林伐採などによって生息地が減っていることでオウギバトの暮らす場所が減ってきているわけです。
減少原因①違法な狩猟
オウギバトは違法な狩猟の対象にもなっています。
密猟などによって人間に捕まえられてしまうことはもちろん、
食べるために殺されてしまっている個体もいます。
現在では保護活動が進められており、法律で狩猟は禁止されています。
それにもかかわらず食用として違法な狩猟が続けられているそうです。
日本にもいる絶滅が危ぶまれている鳥を2種ご紹介
実は日本でも存続が危ぶまれている鳥がいくつかいます。
ここではその中でもミゾゴイとアホウドリについてご紹介します。
ミゾゴイ
ミゾゴイはサギ科ミゾゴイ属に分類される動物です。
別名ではヤマイボと呼ばれている鳥で、その個体はどんどん数を減らしています。
ミゾゴイは日本の本州以南や中国南東部、台湾、フィリピンなどに生息しており、
主に日本で繁殖しています。
そこから台湾やフィリピンに南下して越冬します。
そんなミゾゴイは森林伐採などによる生息地の破壊により、生息数が減少しています。
日本においては、繁殖環境の悪化や天敵の増加なども原因となっており、
どんどんその数は減っているのです。
現在では繁殖地が日本と限られていることも相まって、
絶滅危惧II類に指定されています。
ある報告によるとオウギバトの個体は1,000羽もいないのではないかともいわれています。
アホウドリ
アホウドリはアホウドリ科アホウドリ属に分類される動物です。
「信天翁(シンテンオウ)」という別名でも呼ばれます。
近年では長崎などで古くから呼ばれている「沖の太夫(オキノタユウ)」に
改名しようとする動きもあるそうですね。
そんなアホウドリは、主に北太平洋に生息しているのですが、
生息数が減少している動物でもあります。
そもそも1949年の調査ではすでに絶滅したと考えられていたほど。
しかし、その2年後の1951年に鳥島で約10匹が発見され、
種の存続が認められました。
それでも生息数は日を追うごとに減少し、
一時期は絶滅寸前まで追い込まれたとされています。
その絶滅の原因は人間による乱獲です。
アホウドリは近づいても逃げないという性質があるため、
網などでも簡単に捕まえられてしまう鳥なのです。
100年前に推定500万羽いたとされる生息数は、現在では4,000羽程度とされ、
いつ絶滅してもおかしくない数字となっています。
そんなことから天然記念物に指定されるとともに絶滅危惧II類に指定されているのです。
まとめ
オウギバトはその王冠のような冠羽が特徴の鳥です。
そして、その体格も堂々たるもので、ハトの中で最も大きい種ともいわれています。
その体長は、日本でよく見るハトの倍近い数字となっています。
しかし、そんな美しい鳥も人間の生活によってどんどん個体数が減り、
近年では絶滅が危ぶまれている鳥の一種となっています。
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◎ マスクって楽しいもの<コロナ時代のNEW WAVE 常識を脱ぎ捨てる4つの方法>
(2021.1.4、 東京新聞) https://www.tokyo-np.co.jp/article/77886
パプアニューギニアの木の面、メキシコのマスク、…。
店内に足を踏み入れると、多種多様な仮面やマスクが並ぶ。
昭和の面影をとどめる墨田区京島の商店街の一角。
「仮面屋おもて」は「おそらく日本で唯一の仮面・マスク専門店」と、店主の大川原脩平さん(30)は語る。
 「これ、かぶってもいいですか」。客の男性が、顔がすっぽり隠れる紫色のマスクを手に取った。
大川原さんが「鏡は裏にありますよ」と応じる。
男性はそのマスクを買って帰った。
 大川原さんは「今の方は声優さんだそうです。
買ってくれるのは仮装好きの人やコレクターが多い」と教えてくれた。
副業でユーチューバーをしているが、顔を出せないのでマスクが欲しい、という人も訪れる。
 展示されている仮面やマスクは約二百点。
美術作家が手掛けたものや海外の民芸品、縁日の屋台で売られていた古い面、
ヨーロッパのガスマスク、着ぐるみ、ヘルメット…。
大川原さんは前衛舞踊のダンサーだ。かつてはマスクを使った演技指導や、現代美術作品の販売をしていた。
その縁でマスクを作る美術作家たちと知り合いになった。
「売れない美術作家の収入源になれば」と二〇一五年に店を始めた。
 「マスク」という概念は人によって異なる。それが大川原さんの考え方だ。
「例えば、演劇の世界では広い意味でとらえる。大きな布を頭からかぶり、
それをマスクとして高齢の女性を演じることもある」
 仮面屋おもては「マスクという概念で遊べる店」を掲げ、
マスクの概念を「ある種の現象」とする。
鏡を毎日のぞき自分の存在を確認しようとすることや、
天井の染みが人の顔のように見えることも「現象」として「マスク」と呼ぶ。
 コロナ禍の日常は、防疫用のマスク着用が当たり前となった。
大川原さんは「アフリカのある部族は、固有のマスクを持つことが身分の証明。
それと似て、今の日本は着けないと人権がなく、着けると人として認められるみたい」。
 今、中世の欧州で医師がペスト診察に使った「ペストマスク」が、世界的に売れているという。
入手困難になり、仮面屋おもてでも約二百人が入荷を待つ。「感染防止の効果はなくても、
話のネタに買うんでしょう」と推し量る。
 大川原さんの知り合いの主婦は、家で掃除機をかけるとき、マスクをかぶるそうだ。
「自分の切り替えのスイッチみたいなもので、
やる気が出るそうです。良い洋服を着るようなものじゃないですかね。
そんなふうにマスクを楽しめるようになればいいのに」 (宮本隆康)
<仮面屋おもて> 墨田区京島3の20の5。
営業は、おおむね毎週土日曜の正午〜午後7時。不定休でツイッターのmaskshopOMOTEなどで要確認。
(問)同店=電070(5089)6271=へ
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◎ 話題株ピックアップ【夕刊】(1):千代建、石油関連、良品計画 
(2021.1.6、Yahoo ファイナンス)
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20210106-00000095-stkms-stocks
■千代田化工建設 <6366>  303円  +19 円 (+6.7%)  本日終値
 千代田化工建設<6366>が大幅反発。
同社は5日、パプアニューギニアの国営石油会社クムール・ペトロリアム・ホールディングス社から、
浮体式LNG貯蔵再ガス化発電(FSRP)設備の基本設計業務を受注したと発表しており、これが好感された。
同施設は、同国モロべ州の州都であるラエ市近郊で計画されている施設で、
75メガワット規模の発電設備を搭載する予定。
協力会社であるノルウェーのモス・マリタイム社並びに日本郵船<9101>との共同で設計業務を行うとしている。
 《この記事は、PNGに関連するニュースだけを抜粋して掲載しています》
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◎ 日本郵船/パプアニューギニア向けFSRPの基本設計に共同参画 
(2021.1.7、LNEWS )  https://www.lnews.jp/2021/01/n0107310.html
  日本郵船は1月7日、千代田化工建設が受注した、
パプアニューギニア国向け浮体式LNG貯蔵再ガス化発電設備(FSRP) のFEED(Front End Engineering Design:基本設計)
業務を千代田化工およびノルウェーのMoss Maritime ASと共同で遂行することになったと発表した。
  FSRPは、75MW(メガワット)規模の発電設備を搭載予定で、地元地域の送電網に電気を供給すると共に、
LNG貯蔵設備および再ガス化設備も有するため、
それらを活用して内航LNG船や海陸パイプラインを通じて地元地域へLNG・ガスを提供することも可能になる。
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◎ 大阪発・予約3ヶ月待ちのエビフライ…!? 注文殺到メニューの「ヒットの秘密」
(2021.1.8、エキサイト) https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Anna_381340/
今話題となっているのが、3ヶ月先まで予約でいっぱいだという絶品エビフライ!
エビフライと言えば洋食屋さんで食べるものというイメージですが、
この人気エビフライが作られているのは専門の工場なのだとか。
今回は、2020年12月18日(金)に放送された読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』の人気コーナー『情報喫茶店』から、
『株式会社パプアニューギニア海産』のエビフライの人気の秘密をご紹介します。
今回ご紹介するのは、大阪・摂津市にある『株式会社パプアニューギニア海産』。
ここが、めちゃくちゃ売れているエビフライを作っている企業だというのです。
建物にはエビのマークと“PAPUA NEW GUINEA(パプアニューギニア)”の文字が。
 《本記事は長いので、全文はURLをクリックして閲覧願います。》
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◎ トランプ政権が混乱しているタイミングで中国が行う「グレーゾーン戦略」(2021.1.8、Nifty )
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12245-922251/
「飯田浩司のOK! Cozy up!」(1月8日放送)に地政学・戦略学者の奥山真司が出演。
アメリカのポンぺオ国務長官が香港で民主派を一斉逮捕したことに対し、
習主席、国連総会の一般討論演説=2020年9月11日 〔新華社=中国通信〕 中国通信/時事通信
香港の民主派逮捕~ポンペオ米国務長官が制裁を検討
アメリカのポンペオ国務長官は1月6日、香港警察が「国家政権転覆罪」の疑いで民主派50人以上を逮捕したことを受け、
声明で「非道な行いだ」と非難した。
即時かつ無条件の解放を要求するとともに、逮捕に関わった個人らに制裁を検討していることを明らかにしている。
ポンペオ氏は「逮捕者にアメリカ人が含まれていることにショックを受けている」と表明。
「アメリカはアメリカ市民への嫌がらせを許すことはない」と警告した。
またポンペオ氏は、クラフト国連大使が近く台湾を訪問すると発表している。
飯田)何か、去年(2020年)行った予備選をやったということそのものが。
中国がこのタイミングで行う「グレーゾーン戦略」
奥山)いままさにトランプ政権が混乱しているときに、こういうタイミングで、いちばん世界的に、特にアメリカが大声を出しそうな、
民主化活動をしている人たちを大量に逮捕するということではないですか。
このタイミングがすごいですね。
アメリカ側が反論できないような状況のときにやって来るので、実にいやらしい。
北京側からするといいタイミングでやったのだと思います。
全般的に中国の動きを見ていると、見えて来るのは、「グレーゾーン戦略」と言いますが。
飯田)グレーゾーン戦略。
奥山)はい。世界に対して、明確な形で何かを挑戦して行くのではなく、なるべく目立たないような形で、
でもしっかりと、白黒つけるのではなく、灰色の部分だけで攻めて行くという戦略を取っています。
それが見ている側からすると、「いやらしいな」と思うのですが、
北京側からすれば、「実利はしっかりと得て来ているぞ」ということがよくわかります。
中国が台湾に対して行っている5つの特色「威嚇飛行、上陸訓練、海のパトロールとサイバー攻撃、外交的孤立化」
奥山)私がいま気にしているのが、台湾に対してです。
当然なのですが、軍事関係者、安全保障関係者は、台湾がこれからどうなるのかということを気にしています。
香港の先に見えるのが台湾統一ということですが、台湾に対していろいろ調べて行くと、
中国側がやって来ることがよくわかります。
飯田)はい。
奥山)実際に台湾に対して何をやっているのかというと、先ほどのグレーゾーンという話で見ると、5つ特色があると言われています。
北京は統一するために、1つは台湾に対して、去年(2020年)にすごく増えましたが、飛行機での威嚇飛行をやっています。
どんどん侵入して来る。
日本も沖縄に中国からの飛行機が。
飯田)スクランブルが多くなっているという話です。
奥山)そうです。それが1点目、空からの飛行。
2点目が、水陸両用作戦という、中国側が上陸作戦をやっています。
これはもちろんパフォーマンスですが、そういう訓練を台湾の近くでやっています。「俺たちはこういう能力があるぞ」ということをあえて、
目に見える形でやっている。3点目に、海軍の船によってパトロールをして来る。
中国は海警というものを持っていますが、海警ではなく、海軍という軍が出て来てパトロールをする。
4点目がサイバー攻撃です。そして5点目に、台湾の外交的な関係をどんどん切って行く。
飯田)台湾と外交関係のある国を引き入れて、ということをやっていますね。
ジワジワと積み重ねることで台湾の抵抗する意思を挫く
奥山)北京側に靡くようにするという、この5つの点です。
「威嚇飛行、上陸訓練、海のパトロールとサイバー攻撃、それと外交的孤立化」です。
どういうことかと言うと、ジワジワ積み重ねることによって、台湾の「抵抗する意志を挫く」ということだと思います。
これをずっとやられたら、台湾の人も「俺たちは勝てないのではないか」と思い始めるではないですか。
北京側の狙いとしては、相手の気持ちを萎えさせるというか、「もう俺たちの負けだな」と思わせるというところなのです。
飯田)なるほど。
奥山)軍事的に台湾に侵攻するというよりも、まず気持ち的に「俺たちダメだな」という気持ちを、
こういう積み重ねをすることによって築いて行くというやり方をしているのです。
その一環のうちの1つが、この香港の民主派の逮捕につながって来るのだと思います。
こういうところも含めて、日本は自由主義社会の国なので、トランプ政権で、ポンペオさんももう少しで終わりですが、
制裁検討というところに賛同の意を、言葉だけでも「連携する」という気持ちを表明することは、極めて大事だと思います。
地政学的に運命共同体である日本と台湾
飯田)日本は台湾とは、公式に国交関係があるわけではありません。
ただ、地政学で見ると、中国が台湾に来るということになれば、当然ながら南西諸島、沖縄が巻き込まれます。
奥山)台湾を軍事的に獲るとなったら、石垣や与那国は絶対に巻き込まれることになりますので、
そういう意味では、実は台湾と日本は運命共同体のところがあります。
そのことを日本政府には自覚していただいて、やっていただかないと、これから厳しいことになるのではないかと思います。
飯田)それこそ、明治維新以来、台湾が敵対的になったということが、実はない。
これがシーレーンの要であった。
日清戦争のあとに当時の伊藤博文が台湾を獲りに行ったというのは、
まさに海を使って世界に拓いて行くという、
日本の戦略を具現化したものだったのだと。
奥山)そうですね。日本は島国で、大陸がまとまって攻めて来る状態がいちばん怖いわけです。
大陸のなかも分断しておいていただくとありがたいということで、
そういう意味において、台湾がどちらの勢力側に落ちるかということは、
日本にとっても他人事ではないということがよくわかると思います。
パプアニューギニア南部の島に160億円かけて漁港を整備する中国
飯田)しかし、中国はその意味で言うと、逆に分断政策をさまざまなところで行っています。
オーストラリアと日本の関係であるとか。
奥山)そこで気になる動きがあります。中国は、パプアニューギニアに漁港をつくっているらしいのです。
飯田)パプアニューギニアというと、オーストラリアのちょうど北側にある国ですよね。島ですよね。
奥山)戦中、日本はガダルカナルなどに部隊を出したりしていましたけれども。
飯田)そうか。ラバウルとかガダルカナルとかソロモン海など、そうですよね。
奥山)2020年11月の時点なのですが、中国企業の「福建中鴻漁業」が、
パプアニューギニア南部のダル島という島に160億円かけて漁港を整備すると言っているのです。
飯田)漁港なのですね、一応表向きは。漁をするのだと。
オーストラリアから200キロの地点~漁港ではない
奥山)ここがオーストラリアの本土からたった200キロです。北に位置していて。
飯田)オーストラリア大陸の、ある意味角が2つ右上に突き出したような感じなのですが、
その右側の角の先の方にある島という感じですね。
奥山)対岸の方に。パプアニューギニアのところに。
飯田)ちょうど海に面しているところが狭くなっている島みたいな感じですね。
奥山)海が狭くなっているところというのは、当然なのですが、
いわゆるチョークポイントという、浦賀水道のようなところです。
飯田)東京湾の出口。
奥山)あそこを握るような話になります。
トレス海峡と言うらしいのですが、ここに漁港をつくっているのです。
これは普通に考えて漁港なわけがない。その辺りはいい魚が獲れないそうなのです。
飯田)獲れないのですか。
奥山)「漁港ではないだろう」という話なのです。
そこにわざわざ160億円も投資してつくると言ったら、どう考えても、
戦艦がそこに来るのではないかという話になります。
トレス海峡の西のダーウィンにはアメリカ海兵隊が駐留
飯田)なるほど。しかもトレス海峡の西の方にはダーウィンという町があって、
そこはアメリカの海兵隊がローテーションで駐留しているところですよね。
奥山)自衛隊も来るのですが、非常に重要な場所です。
飯田)ということは、例えばサンディエゴとかあの辺りから船を出して、
アメリカの海兵隊がダーウィンに入ろうとするときに、まさにこのトレス海峡を通る。
こういうところを獲るということになると、アメリカ側にとっても脅威になるということが言えます。
飯田)こういう行動の1つ1つを細かくフォローして行かないと、
どこで足を掬われるかわからないですね、日本は。
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◎ 千代田と日本郵船、パプアでLNG施設を設計 (2021.1.12、 アジア経済ニュース)
https://www.nna.jp/news/show/2138968
 千代田化工建設と日本郵船は11日までに、
パプアニューギニアで浮体式液化天然ガス(LNG)貯蔵再ガス化発電(FSRP)設備の基本設計業務(FEED)を、
ノルウェーのエンジニアリング会社モス・マリタイムと共に受注したと発表した。
パプアの国営石油会社クムール・ペトロリアムと契約するFSRPは、同国北部のラエ市近郊に設置され、
2024年12月から稼働する予定だ。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューなどが伝えた。
同FSRPは、75メガワットの発電設備を搭載予定で、ラエ市や近郊に電力を供給する。
また、14万立方メートルのLNGを貯蔵することが可能で、パイプラインを通じてラエなどの工場にガスを供給することや、
小型貨物船にLNGを荷下ろしして地方のガス火力発電所にガスを運ぶことも計画されている。
オーストラリアの産金大手ニュークレスト・マイニングはリヒール島で金鉱山を操業しており、
ラエのFSRPからLNGの供給を受けて、同社の発電所を動かす案も出ている。
パプア政府は、30年までに人口の70%に電力を供給する計画を掲げている。
同FSRPは、同国政府の計画に沿ったものだ。
クムールは、米国で操業し香港に拠点を持つエンジニアリング企業ウィソン・オフショア・アンド・マリンとも、
同FSRPについて浮体式LNG設備の建造で契約している。
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