メルマガ・広報誌

vol.252(3月31日)

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◎ 「零戦」の組み立て始まる 新設の航空博物館 茨城 (2021.3.19、 テレ朝NEWS) 
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000210332.html
  茨城県筑西市に新しくできる航空博物館に展示するため、
分解して運ばれた「零戦」の組み立て作業が始まりました。
 この零戦は1972年にパプアニューギニア沖で引き揚げられ、
去年8月まで東京・上野の国立科学博物館で展示されていました。
 筑西市にできる博物館に展示するため、分解して運ばれてきました。
 表から見えない部分はアルミ材で補強し、ネジも当時のものを正確に再現したうえで、
1本1本付け替えて修復するということです。
 この博物館は国産初の旅客機「YS11」や南極観測隊に使われたヘリコプターも展示され、
年内にオープンする予定です。
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◎ パプアで変異株がまん延?隣接のQLDが警戒 (2021.3.26、 アジア経済ニュース) 
https://www.nna.jp/news/result/2169168#パプアニューギニア
 新型コロナウイルスの感染者が急増しているパプアニューギニアで、変異株がまん延している可能性が出ている。
オーストラリアのクイーンズランド(QLD)州は、
同州に属するトレス海峡諸島の居住者が地理的に近いパプアの居住者と接触する可能性があるとして、
パプアから同州への感染者の流入を懸念している。
オーストラリアでは、人口に対する新型コロナウイルスワクチンの接種率は25日時点で1.31%となっている
オーストラリアンなどが伝えた。
QLD州の医療当局は24日、パプアで変異株がまん延しているか確認中だと発表した。
パプアの公式統計では、23日の新規感染者は399人とされているが、
専門家の間では実態を反映していないとみられている。
オーストラリアは、太平洋島しょ国への支援の一環として8,500回分のアストラゼネカ製ワクチンをパプアに供給している。
連邦政府は、トレス海峡諸島民へのワクチン接種を優先的に実施している。
オーストラリアは、ワクチン供給で影響力を拡大したい中国に対抗するため、
5月から太平洋島しょ国へのワクチン供給を本格化させ、6月までに同地域の人口の20%への接種を完了したい考えだ。
■大型施設で接種を加速=保健省
保健省のブレンダン・マーフィー秘書官は、新型コロナウイルスワクチンの接種を加速するために、
大型のワクチン接種専用施設を設ける考えを明らかにした。
ただ、3~4月の具体的なワクチン接種目標数については言及を避けた。
製薬大手CSLは24日、英アストラゼネカなどが開発したワクチンについて、
ライセンスを取得し生産した83万2,200回分のワクチンを初めて出荷した。
同社は、年内に5,000万回分のワクチンを供給する。
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◎ 特攻機桜花、慰霊祭30年超「後継ぎいないが死ぬまで」 (2021.3.29、 朝日新聞デジタル )
 https://www.asahi.com/articles/ASP3X75SSP3QUJHB00R.html
 太平洋戦争下で秘密裏に訓練が行われた特攻機「桜花」。
生まれ育った茨城県鹿嶋市で「桜花奉賛会」を設立し、30年近く慰霊祭を続けてきた。
若くして亡くなった特攻隊員や、南方の島で戦死した父を思う。
 1941年に生まれ、その2年後、父に赤紙が届いた。
父は工兵として激戦地パプアニューギニアに出征し、22歳で戦死。
父の記憶はないが、若い特攻隊員たちの姿を覚えている。
 実家近くにあった海軍航空隊神之池(ごうのいけ)基地では、
敗色が濃くなった44年秋ごろから桜花の訓練が始まった。
桜花は1・2トンの爆弾を搭載し、敵艦近くで母機から切り離されて体当たり攻撃をする。
着陸機能はなく、「人間爆弾」と呼ばれた。
 訓練中の隊員が基地近くの民家に泊まりに来ることがあり、
郡司家にも広島と岡山出身の10代の隊員3人が来ていた。
母と子だけだった郡司家の農作業を手伝ってくれた。
 終戦後、郡司さんは農業などを続けながら県遺族連合会員になった。
遺骨収集帰還事業に参加し、80年代には、パプアニューギニアに4度足を運んだ。
 うっそうとしたジャングルは、昼間でも夜のように暗かった。
「乳飲み子の俺を残していったけど、心配するなよ」。遺骨が戻らぬままの父に報告した。
 91年春、自宅近くの住友金属(当時)の敷地内にある桜花の掩体壕(えんたいごう)が取り壊される、
との話を聞いた。
空襲から航空機を守るコンクリート製の建物だ。
桜花の記憶を残すべきだ、とすぐさま住金に保存するよう要望書を提出。
公園の一部として保存され、実物大レプリカの設置も決まった。
 同時期に郡司さんは桜花奉賛会を設立した。93年に慰霊祭を始め、
多い年は元隊員ら100人が集まった。
だが、高齢化で一昨年の参加者は1人。昨年はコロナ禍で中止になった。
 亡くなった若者たちがふびんでならない――。この一心で続けてきたが、会の後継者はいない。
10年前に前立腺がんを患い、その後も複数の病と向き合う日々だ。
会が残ればと願いながら、今は最期までやり通すことだけを考えている。(小島弘之)
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◎ 新型コロナウイルス感染防止のための各種規制の刷新:3月18日付規制更新(
(2021.3.19、在PNG日本国大使館)https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100163430.pdf (emb-japan.go.jp)
パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ
●ニューギニア航空の豪州便の制限 今般、PNG におけるコロナの感染急拡大が豪州に波及していることを受け、
豪州政府が豪 州・PNG 間の国際便に対する制限を発表したことから、
ニューギニア航空は3月 18 日(木) ~27 日(土)まで、ケアンズ便は欠航、
ブリスベン便は乗客数を 30%減にする(但しこれ まで通り週5便を運航し、貨物は通常通り搭載する)旨発表しました。
●学校の4週間閉鎖 PNG 当局は、コロナの急激な感染拡大を受け、
全国の学校の第1学期の終了を2週間前倒 して、3月 22 日(月)から4月 16 日(金)までの4週間閉鎖する旨発表しました。
 ●ポートモレスビーにおけるコロナ感染症の検査について Taurama Aquatic Centre で PCR 検査が可能なことは、
当館からお知らせした「ポートモ レ ス ビ ー 市 内 の PCR 検査可能医療機関のお知らせ
https://www.png.embjapan.go.jp/files/100135754.pdf)」でもお伝えしましたが、
コロナ感染の症状がある人は Rita Flynn(受付時間:週7日、09:00~12:00、13:00~16:00)にて 無料で PCR 検査が受けられます。
また、症状等に関係なく受けたい場合には、Taurama Aquatic Centre
(受付時間:週7日、 09:30~13:30)のドライブスルー施設にて無料で受検が可能です。
検査方式は Antigen Rapid Diagnostic Test (迅速診断抗原検査)で、下記の PNG における新規制に記 載の通り、
国内便の搭乗条件に対応するものではありますが、国際線の搭乗には抗原検査で はなく PCR 検査での陰性証明が必要となります。
なお、ドライブスルーでの検査は現在需要 が高く、
陰性の結果通知には1週間程度かかる場合があるとの情報もありますのでご注意 ください。
詳しくは運営主体である St. John にお尋ね下さい(電話:+675-7111-1234、メ ール:covid19@stjohn.org.pg)。
●マニング警察長官(指揮官)は規制 No1.~No.12 を 18 日(木)付で更新しました(22 日 ( 月 ) か ら 有 効 ) 。
 変 更 点 は 以 下 の 通 り で す 。 詳 細 は PNG 政 府 特 設 サ イ ト ( https://covid19.info.gov.pg/ )、
又は当館 HP で確認できますのでご確認をお願いしま す。
No.1 過去の規制の廃止
No.2 国際渡航
※変更無し。
No.3 国内渡航
※指揮官又は州警察長官の書面による州境界線の道路封鎖を除き、
如何なる者も道路封鎖 してはならない旨の規定が追加(パラ1)。
※NCD・セントラル州間、セントラル州・ガルフ州 Kerema Open 間の移動は制限されないが、
その他の州境については「十分な理由(valid reason)」又は指揮官(又は出発地の州行政 長官)による許可がない限り
他の州に移動してはならない旨の規定が追加(パラ2、3、4)。
※国内便に搭乗するためには、搭乗前 1 日以内に受けた
 COVID-19 検査(Antigen Rapid Diagnostic Test(迅速診断抗原検査)で可)が陰性でなければならない、
RDT(迅速診断検 査)で陽性であった場合には PCR 検査で陰性結果が出ない限り搭乗することは出来ない、と
 の規定を追加(パラ5b, c、パラ6、7)。
No.4 各州当局における体制と権限
※変更無し。
No.5 死者の埋葬
 ※変更無し。
 No.6 税関
 ※変更無し。
 No.7 COVID-19 検査の実施
※認可された COVID-19 検査方法に Rapid Diagnostic Test(RDT)が追加(スケジュール 1)。
No.8 COVID-19 検査の対象・報告
 ※変更無し。
No.9 スポーツ・宗教活動・集会等の制限
※集会の最大人数(これまでは 50 人)を 10 人に変更(パラ2)。
10 人以上の集会を開催 するためには指揮官又は州行政長官の許可を得なければならないとの規定が追加(パラ 16)
※ギャンブル営業の禁止を追加(パラ3b)。
※各種商店の営業時間の規定が追加
①小売店等:7AM~8PM、②飲食店:7AM~10PM、③サ ービスステーション:7AM~10PM(パラ6)。
※4人以下で行うレクリエーション・スポーツを除き、クラブ活動、プロ・アマのスポーツ 試合を禁止するとの規定が追加(パラ7)。
※宗教活動に関する規定に、最大人数を 50 人とする旨の規定が追加(パラ9)
※葬儀及び弔問の最大人数を 50 人とする旨の規定が追加(パラ 10)
No.10 マスク着用義務
※変更無し。
No.11 公共交通機関
 ※タクシーの乗車人数制限(乗客は2名まで)の規定が追加(パラ3)。
※規定に違反した車両は押収されるとの規定が追加(パラ7)。
No.12 COVID-19 のワクチン接種、臨床実験及び試験的導入
※変更無し。
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◎ 新型コロナウイルスに関する注意喚起(第99報) (2021.3.22、 在PNG日本国大使館)
https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100164451.pdf (emb-japan.go.jp)
パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ
●PNG 当局は、3月14日(日)以降、新規感染確認者数等につき以下の通り発表しています。
引き続き、NCD での感染者が急増しています。注意を怠ることなくマスク着用、手洗い、
うがい 等、感染予防に努めて下さい。
3月14日(日): 97名
3月15日(月): 82名
3月16日(火):127名
3月17日(水):179名
3月18日(木):132名
3月19日(金):295名
●現在の累計感染者数:3,085 名(+912 名)
●現在の累計死者数:36 名(+15 名)
●累計確認者数の各州内訳:
NCD:1,466 名(+436 名)、ウェスタン州:324 名、西セピック州:317 名(+118 名)、
西ニュ ーブリテン州:197 名、東ハイランド州:157 名(+112 名)、モロベ州:124 名(+37 名)、
西ハイ ランド州:93 名(+56 名)、東ニューブリテン州:67 名(+28 名)、ブーゲンビル自治州:62 名 (+14 名)、
エンガ州:49 名(+20 名)、マダン州:48 名(+4名)、ニューアイルランド州:34 名 (+11名)、
チンブ州:31 名(+27 名)、東セピック州:29 名(+13 名)、セントラル州:27 名(+ 5名)、
ジワカ州:20 名(+4名)、ヘラ州:19 名(+11 名)、南ハイランド州:11 名(+8名)、ミル ンベイ州:10 名(+8名)。
◎ 当館職員の新型コロナウイルス感染 (2021.3.27、在PNG日本国大使館)
https://www.png.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
令和3年3月27日 パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ
26 日(金)夕刻、当館の職員1名が新型コロナウイルス感染症に感染したことが確認され、現在、当該職員は隔離中です。
当該職員と接触のあった当館職員2名が自宅隔離中ですが、 同2名以外に濃厚接触のあった職員や当館来訪者はありません。
当館としましては、邦人保護や領事窓口業務を含む通常業務に支障がないよう、
引き続き、 感染予防、感染拡大防止策に関して必要な対策を講じてまいります。
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◎ 新型コロナウイルスに関する注意喚起(第100報) (2021.3.29、 在PNG日本国大使館)
https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100168389.pdf
パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ
●PNG 当局の発表によれば、3月 20 日(土)~26 日(金)の間に確認された新たな感染者数 は国内で合計 2,099 名でした。
引き続き、特に NCD での感染者が急増しています。
注意を怠 ることなくマスク着用、手洗い、うがい等、感染予防に努めて下さい。
●現在の累計感染者数:5,184 名(+2,099 名)
●現在の累計死者数:45 名(+9名)
●累計確認者数の各州内訳:
NCD:2,450 名(+984 名)、ウェスタン州:926 名(+602 名)、西セピック州:336 名(+19 名)、
東ハイランド州:251 名(+94 名)、モロベ州:207 名(+83 名)、西ニューブリテン州:197 名、
東ニューブリテン州:168 名(+101 名)、西ハイランド州:118 名(+25 名)、
ブーゲンビル 自治州:98 名(+36 名)、ニューアイルランド州:72 名(+38 名)、
マダン州:70 名(+22 名)、 セントラル州:51 名(+24 名)、エンガ州:50 名(+1名)、
チンブ州:42 名(+11 名)、東セピッ ク州:41 名(+12 名)、南ハイランド州:40 名(+29 名)、
ジワカ州:26 名(+6名)、ヘラ州:20 名(+1名)、ミルンベイ州:11 名(+1名)、ガルフ州:10 名(+10 名)。
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