メルマガ・広報誌

vol.259(6月10日)

★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ バイリンガル講座!今回は【ワニ】(2021.5.31、 ガジェット通信)
https://getnews.jp/archives/3023888
今回のテーマは、イグノーベル賞でも話題となった「ワニ」。
意外すぎる“ワニへの信仰”&動物の声のディープな世界をご堪能あれ!
今回のテーマは >>>>
ワニ
人文地理学・地域研究ってどんな学問?
教えてくれるのは
人文地理学・地域研究
熊谷圭知先生
お茶の水女子大学名誉教授。都市社会学を学びたくて大学に入ったはずが、
専門の先生がいなかったことをきっかけに人文地理学の道へ。
パプアニューギニアに通いながら、40年研究を続けている。
人間と環境の関係を考える地理学のなかでも、
人や社会が具体的な空間・場所とどうかかわっているかを考える学問です。
私の専門はパプアニューギニアの地域研究で、研究対象の場所に実際に行き、
フィールドワークを通して発見し考察します。
フィールドワークで得た疑問を解き明かしていくために、時には文系理系を問わず、
違う学問の専門家の手を借りることもあります。
お茶の水女子大学文教育学部の受験科目*
前期:共通テスト利用(5または6教科・7または8科目)、+個別学力検査(外国語および国語または数学の2教科)
後期:共通テスト高得点3教科+独自試験、共通テスト5または6教科+小論文
*学科により異なる。
ワニとどんな関係が…?
「ワニを信仰する人々と場所のかかわり」を研究しています。
パプアニューギニアを流れるセピック川の近くに住む人々は、
ワニや豚やヒクイドリなど周囲の森や川や湿地に住む動物を、
それぞれ自分の氏族(クラン)の祖先と考え信仰しています。
ワニはそのなかでも最も存在感のある動物なので、クランを超えて大切にされます。
●尊敬しているけど、食べる
同じように動物を信仰している文化では、信仰対象の動物は食べられなかったりします。
でもセピックの人々は、カヌーの上からモリを投げてワニを狩り、肉は皆で分けます。
おいしく食べられること、皮が高く売れることまで含めて、感謝・尊敬しているんですね。
●成人するとき男性は“ワニのうろこ模様”を彫る
人になつかないワニは、男性の力強さの象徴。
セピックの男性たちは成人儀礼で、全身にワニのうろこ模様を彫ります。
大変な苦痛に耐えることが一人前の男の証明でもあります。
キリスト教の影響で途絶えてしまった地域もありますが、今でも続く文化です。
人文地理学・地域研究は、知らない社会に参加できるからおもしろい!
研究対象の場所に長期間滞在しながら調査を進めるので、相手の社会に溶け込んでいく中で、
自分自身も変わっていくのがおもしろさの一つだと思います。
昔は好き嫌いも多かったですが、今では虫も食べられるようになりました(笑)。
         ≪以下省略≫
★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ Supporting Peace Through Economic Empowerment (2021.6.1、 Loop PNG )
https://www.looppng.com/png-news/supporting-peace-through-economic-empowerment-100791
The Ambassador of Japan to Papua New Guinea, H.E. ...
I am convinced that the Japanese people's desire to help the development of Bougainville will ...
★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ 【中国暴発】習政権の“援助外交” マスク・ワクチン・政府ビル寄付
…アフリカ諸国でバンバン寄付 (2021.6.4, ZAKZAK )
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210604/for2106040001-n1.html
 パプアニューギニアの首都ポートモレスビーにある国際会議場は、中国が建設して寄付した。
2018年に、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議を開催するためだった。
 フィジーの首都はスバ。大統領官邸の修復工事を中国が無償援助した。
大学のキャンパスに、孔子学院を開校した。パプアニューギニアもフィジーも、台湾と断交した。
 アフリカ諸国において、中国の「活躍」はもっとすごいことになっている。
「マスク外交」「ワクチン外交」。そして、「政府ビル寄付外交」である。
 大統領官邸や警察本部、外務省ビルが寄付対象である。
国際会議場などは、外交情勢を見ながら、国際関係で主導権が確保でき、中国礼賛の国際会議となりそうなら寄付する。
 モザンビークや、シエラ・レオネ、ウガンダ、ケニアの外務省ビルは、中国が建てた。
寄付か無利息融資である。
 エチオピアの首都アディスアベバには今年、アフリカ連合(AU)の立派な本部ビルが建った。
中国の寄付だった。
合計2億ドル(約220億円)。
英紙フィナンシャル・タイムズと、仏高級紙ルモンドの報道によれば、
データが「技術的なミス」で中国に漏れていたことが分かった。
 王毅国務委員兼外相は5月、アフリカ歴訪の旅でコンゴ民主共和国にも外務省ビル建設を約束した。
中国のコンゴへの異常な肩入れはモブツ独裁時代からだ。大統領宮殿、モブツ庭園のほか、国立競技場、
ベンゲラ鉄道建設も支援した。コンゴは「レアメタルの宝庫」で、コバルト鉱床は世界一である。
 ムガベ独裁だったジンバブエの国会議事堂は6階建て、中国が1・4億ドル(約153億円)を投じた。
ジンバブエの法定通貨には人民元も含まれている。
 ザンビアの首都ルサカの国際会議場の建設にも資金供与した。
 欧米は、中国の「寄付外交」には特色があると分析している。
第1に、支配階級への賄賂やキックバックが常識。第2に、外務省を対象とするのはデータ盗取が目的の可能性があると。
  ところが、中国にのめり込んだかに見えたエチオピアは最近、通信事業の契約を、
ボーダフォンを基軸とする日英コンソシラムと決めた。
中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」と、同「中興通訊(ZTE)」ではなかった。
 日本は住友商事が投資会社に3割出資して加わる。エチオピアは人口1億強。
電話普及率はまだ4割、「将来の商機あり」とにらんだのだ。
 ■宮崎正弘(みやざき・まさひろ) 評論家、ジャーナリスト。
1946年、金沢市生まれ。早大中退。「日本学生新聞」編集長、貿易会社社長を経て、論壇へ。
国際政治、経済の舞台裏を独自の情報で解析する評論やルポルタージュに定評があり、
同時に中国ウォッチャーの第一人者として健筆を振るう。
著書に『WORLD RESET 2021大暴落にむかう世界』(ビジネス社)、
『中国解体 2021 日本人のための脱チャイナ入門』(徳間書店)など多数。
★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ 中国、太平洋で資源略奪 環境破壊と影響力拡大の懸念も=英紙 (2021.6.7、 大紀元 ) 
https://www.epochtimes.jp/p/2021/06/74076.html
中国は2019年、太平洋の島嶼諸国からの輸入額が33億ドル(約3638億円)にのぼり、
同地域の鉱物、木材、水産物などの輸出資源の半分以上を占めている。
地域の環境問題を引き起こすだけでなく、中国共産党がこれを機に影響力を拡大することも懸念されている。
英紙ガーディアンが5月30日報じた。
中国は太平洋諸国の最大輸出相手国であり、2019年には同地域から鉱物480万トン、木材480万トン、水産物7.2万トンを輸入し、
2位の日本の鉱物410万トン、木材37万トン、水産物2.4万トンを大きく上回る。
伐採産業では、パプアニューギニアやソロモン諸島などが、年間を通じて木材の90%以上を中国に輸出している。
この地域では違法伐採が横行し、自然環境に深刻な脅威を与えている。
漁業に関しては、2016年に太平洋で操業している船舶を調査したところ、中国籍船の数が他国を大きく上回ることがわかった。
当時、中国の操業船数は290隻で、全体の4分の1以上を占め、太平洋諸国の240隻よりも多かった。
沿岸漁業の乱獲が深刻化し、一部の漁業資源は絶滅寸前まで減少している。
鉱業分野では、ソロモン諸島は鉱物の90%以上を中国に輸出しており、
パプアニューギニアの対中輸出額は全体の約30%を占めている。
オーストラリアはこの地域の鉱業に深く関わっているが、鉱物資源の輸入量は中国に比べてはるかに少ない。
豪シンクタンク「ローウィー研究所(Lowy Institute)」のシェーン・マクロード(Shane McLeod)研究員はガーディアン紙に対し、
オーストラリアの鉱山会社は豪政府の規制と監査を受けており、環境に悪影響を及ぼすプロジェクトを避けていると述べた。
しかし、海外で活動する中国企業はそのような環境規制を受けておらず、環境問題への対処には不確実性が高いと指摘した。
マクロード氏は、「地理的な近さと経済活性化の必要性から、中国は南太平洋の主要な顧客となっている。
例えば、中国企業が投資したパプアニューギニアのラム・ニッケル鉱山は、中国に直接原料を供給している。
地球の反対側から運ぶ必要はない」と語った。
同紙の分析によると、中国共産党は太平洋地域における地政学的優位性を利用し、
同地域の資源を支配・略奪し、同地域の環境問題を深刻化させている。
それと同時に、中国共産党は経済的なつながりを利用して南太平洋諸国と関係強化を図り、影響力を拡大し、
米国やオーストラリアなど西側諸国に対抗しようとしているという。
中国共産党の挑発、豪の北の玄関先で
昨年11月、中国商務部とパプアニューギニア政府は、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に関する覚書を交わし、
西部州のダル島に2億米ドル規模の「統合型多目的漁業工業団地」を建設することを発表した。
ダル島は、最も近いオーストラリアの島からわずか50km、豪本土からは200kmしか離れていない。
中国の、この「漁業」プロジェクトの投資について、魚の豊富ではないオーストラリアに近い戦略的な場所では、
疑問視する声が上がっている。多くのオーストラリア人は、このプロジェクトが将来、
中国の海軍基地に発展することを懸念している。
独紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは昨年4月21日、
「豪沖に漁港を建設する中国の挑発」と題した記事で、豪政府はこの挑発に対抗する措置を計画していると報じた。
豪北部ダーウィンに駐留する米海兵隊の増員要請や、
豪政府がパプアニューギニアのマヌス(Manus)島の海軍基地拡張を決定したという。
同紙はまた、オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)の研究員であるジェフ・ウォール(Jeff Wall)氏の発言を引用し、
中国の西太平洋地域への進出を阻止するために、豪政府は削減した同地域への開発援助を再拡大する方法を検討すべきだと述べた。
★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ 福岡・柳川市の東京五輪・パラリンピック事前キャンプ中止 フィジーなど
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b64a44a501c2ecf03da4655e55934d782760ea4
福岡県柳川市は7日、同市で東京五輪の事前キャンプを予定していたオセアニア五輪委員会から、
中止の申し入れがあったと発表した。
卓球、ボクシングの合宿が計画されていたが、中止を伝える親書が4日、市長宛てに届いたという。
 オセアニア五輪委はオーストラリアとニュージーランドを除く、
パプアニューギニアやフィジーなど太平洋地域の15の国と地域で構成。
新型コロナウイルスの影響で、早期の来日が難しく、
来日後の地元選手との合同練習も行えないことが理由だという。(室中誠司)
★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ PNG-China oppose Japan's decision (2021.6.8, POST-COURIER )
https://postcourier.com.pg/png-china-oppose-japans-decision/
Papua New Guinea has put its hand up together with the Pacific island states
to oppose Japan's decision to dump contaminated nuclear wastewater ...
★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ さかなクンと一緒に「ギョッ!」と驚く大洋州の島々の魅力を再発見:
第9回太平洋・島サミット(PALM9)開催に合わせて動画シリーズがスタート!(
2021.6.9、JICA  PNG事務所)https://www.jica.go.jp/topics/2021/20210609_01.html
2021年6月9日
「ギョギョギョ」で大人気のさかなクンがナビゲーターとなり、
大洋州の島々の魅力を伝える動画シリーズがスタートしました。
真っ青な海に点在する緑あふれる島々—ミクロネシア、ポリネシア、メラネシアの各地域に分類される太平洋島嶼(とうしょ)国は、
美しい南の楽園であるだけでなく、気候変動による負の影響に直面しているほか、国土が分散し、
電気や水道などの社会サービスが行き渡らないといった島国ならではの課題も多く抱えています。
そんな大洋州各国が直面する問題を話し合う第9回「太平洋・島サミット(PALM9)」
(注)が6月28日の週に開催されます。
この動画シリーズでは、さかなクンが現地の魅力に触れながら、
それぞれの国の課題にJICAがどのように取り組んでいるのか、その様子も紹介していきます。
★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ 新型コロナウイルスに関する注意喚起(第109報) 
(2021.5.31、在PNG日本国大使館) https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100195690.pdf
 パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ  
●PNG 当局の発表によれば、5月20日(木)~5月28日(金)の間に確認された新たな 感染者数は国内で合計 938 名でした。
●現在の累計感染者数:15,848 名(+938 名)
●現在の累計死者数:162 名(+23 名)
●累計確認者数の各州内訳:
NCD:5,020 名(+53 名)、セントラル州:258 名(+6名)、ガルフ州:98 名(+6名)、
ウェスタン州:2,380 名(+1名)、ミリンベイ州:139 名(+3名)、ノーザン(オロ)州: 160 名、
モロベ州:1,137 名(+52 名)、マダン州:367 名(+35 名)、イーストセピック州: 230 名、
ウェストセピック州:444 名(+1名)、東ハイランド州:655 名(+33 名)、チン ブ州:177 名(+2名)、
ジワカ州:142 名(+6名)、西ハイランド州:948 名(+70 名)、 南ハイランド州:172 名(+23 名)、エンガ州:252 名(+8)、
ヘラ州:106 名(+7名)、 マヌス州:361 名(+168 名)、東ニューブリテン州:1,070 名(+96 名)、
西ニューブリテン 州:893 名(+281 名)、ニューアイルランド州:478 名(+58 名)、ブーゲンビル自治州: 361 名(+29 名)
※( )内は5月19日(水)時点との比較
★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ 新型コロナウイルスに関する注意喚起(第110報) (2021.6.7、在PNG日本国大使館) 
https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100198212.pdf
パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ
●PNG 当局の発表によれば、5月29日(土)~6月4日(金)の間に確認された新たな感 染者数は国内で合計 479 名でした。
●現在の累計感染者数:16,327 名(+479 名)
●現在の累計死者数:164 名(+2名)
●累計確認者数の各州内訳:
NCD:5,067 名(+47 名)、セントラル州:261 名(+3名)、ガルフ州:101 名(+3名)、
ウェスタン州:2,385 名(+5名)、ミリンベイ州:158 名(+19 名)、ノーザン(オロ)州: 196 名(+36 名)、
モロベ州:1,174 名(+37 名)、マダン州:387 名(+20 名)、イースト セピック州:230 名、
ウェストセピック州:445 名(+1名)、東ハイランド州:698 名(+ 43 名)、チンブ州:201 名(+24 名)、
ジワカ州:145 名(+3名)、西ハイランド州:976 名 (+28 名)、南ハイランド州:196 名(+24 名)、
エンガ州:267 名(+15 名)、ヘラ州:110 名(+4名)、マヌス州:380 名(+19 名)、東ニューブリテン州:1,078 名(+8名)、
西ニ ューブリテン州:997 名(+104 名)、ニューアイルランド州:507 名(+29 名)、ブーゲン ビル自治州:368 名(+7名)
※( )内は5月28日(金)時点との比較
/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/