メルマガ・広報誌

vol.261(6月30日)

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◎ インターナショナルSOSが、オーストラリア政府とパプアニューギニア政府による
パプアニューギニアでのワクチン接種プログラムの実施をサポート 
(2021.6.21、 PRTIMES ) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000009911.html
 2021年6月 – オーストラリア政府とパプアニューギニア政府は、
パプアニューギニアにおいて極めて重要となるCOVID-19ワクチンロールアウトを開始しました。
それに伴い、インターナショナルSOS(日本法人本社:東京都港区 代表取締役 マーク・アタウェイ)は、
自社で用意している豊富な医療や保健関連物資を活用して、COVID-19ワクチンロールアウトの実施をサポートしました。
 COVID-19の蔓延を防ぐためには、世界中でワクチンを無料で接種できることが不可欠です。
 現在アジア太平洋地域において、パプアニューギニアがワクチン接種の重要性が最も高い国となっています。
オーストラリア政府はパプアニューギニア政府と協力し、COVID-19ワクチンの安全な提供を支援しています。
まずはポートモレスビーで医療に従事するエッセンシャルワーカーを対象に、
パプアニューギニアでのワクチン接種プログラムが開始されました。
 インターナショナルSOSは、そのワクチン接種プログラムの実施を主導する役割を任されました。
それはとても重要な任務でしたが、そのサービスを請け負うのに適任でした。
なぜならインターナショナルSOSは、パプアニューギニアで約28年ビジネスの実績があり、
また400名以上のパプアニューギニア人の医療従事者を雇用し、
民間医療サービスを提供する最大手の一企業と認識されているからです。
 インターナショナルSOSは、世界各地の困難な環境下で大規模なワクチンプログラムを実施してきました。
弊社のワクチンプログラムは、公衆衛生、ワクチンの安全性、
品質保証の分野で豊富な経験を持つ医療専門家によって臨床的に主導されています。
 インターナショナルSOSのリージョナル・ジェネラル・マネージャーであるイアン・ギルバートは次のように述べています。
「私たちは、この非常に重要かつ歴史の最前線を行くワクチンプログラムのサポートに注力しています。
この任務を私たちに任せてくれた外務貿易省とオーストラリア政府に感謝します。
私たちは、ワクチンロールアウトを成功させ、このウイルスを封じ込めるための二国間および
世界的な取り組みを支援することに全力を注ぎます」。
 「現地にいる私達の優秀な医療・保健の専門チームがこのプログラムを主導します。
ワクチンを投与する人たちへのトレーニングも開始されました。
弊社のパプアニューギニア人スタッフも、これは国家的に非常に重要で意義のあるプログラムだと感じています。
パプアニューギニア政府にも感謝しています。
私たちは何十年にもわたって保健分野のリーダーや政策立案者と協力してきましたが、
この重要な時期に一歩前進することができ大変嬉しく思っています」。
 インターナショナルSOSのプロジェクト・クリニカル・ディレクターであるダンカン・ドブナバ医師は次のように話します。
「オーストラリア政府はパプアニューギニアに対し、初期段階から個人用防護具(PPE)の供給を支援してきました。
このたびワクチンの支援にも乗り出してくれたことは、賞賛に値します」。
 インターナショナルSOSは、オーストラリア国内でのCOVID-19ワクチン接種プログラム実施において
オーストラリア政府を支援する任務を任されました。
契約上の要件から、インターナショナルSOSの医師と医療チームはインタビューを行っておりません。
 報道関係者の方からのお問い合わせは、media@dfat.gov.au までお願いします。
 インターナショナルSOSでは、2021年5月より
「COVID-19ワクチン グローバルワクチンアドバイザリープログラム」のサービスを提供開始しております。
詳しい詳細をご希望のお客様は、以下のお問合せフォームよりお問合せをお願いします。
http://learn.internationalsos.com/LP=4690
 インターナショナルSOSグループについて
 インターナショナルSOSグループは、世界中で働く従業員を、健康と安全に対する脅威から守り、
命を救うことに力を尽くします。
多様な環境に合わせ、心身の健康と安全のためのリスクマネジメントソリューションを提供し
、お客様の事業の成長と生産性の向上を支援します。私たちは異常気象、伝染病、治安事案の発生時などに迅速に対応し、
安心を届けます。革新的な技術と医療と安全の専門知識によって、リスクの予防に取り組み、
実際に活用できるリアルタイムの情報分析と、現場での質の高いアシスタンスサービスを提供します。
グッド・ガバナンスに欠かせない法令遵守の報告に関しても、インターナショナルSOSとのパートナーシップは、
安全配慮義務の履行の実現と、組織のビジネスレジリエンス、事業継続性およびサステナビリティの強化を助けます。
 インターナショナルSOSグループは1985年に設立され、世界の政府機関、
フォーチュングローバル 500の約3分の2にあたる多国籍企業、中小企業、教育機関、
NGOを含む12,000社を超えるお客様から信頼を寄せられています。
 12,000名以上の医療、安全およびロジスティクスの専門家が、90ヵ国1,000ヵ所以上の地域で、
100ヵ国語以上の言語と文化に対応し、 24時間365日、サポートを提供しています。
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◎ JapaCon国際賞 大日本土木が最優秀 (2021.6.、 建通新聞)
https://www.kentsu.co.jp/webnews/view.asp?cd=210623590021&area=0&yyyy=0&pub=1
JAPANコンストラクション国際賞(通称・JapaCon国際賞)の表彰式が6月22日に都内で開かれた。
最優秀賞には「建設プロジェクト部門」の受賞プロジェクト7件の中から、
大日本土木が施工したポートモレスビー下水道整備事業(パプアニューギニア)が選ばれた。
朝日健太郎国土交通大臣政務官から表彰状が手渡された。
 最優秀賞のポートモレスビー下水道整備事業は、
太平洋島しょで初めてとなる本格的な大型下水処理施設と下水管網を整備した。
 政府が推進する「質の高いインフラ」を実現し、現地の人材育成や技術移転に貢献した海外プロジェクトと
中堅・中小建設企業を表彰することで、インフラ関連企業のさらなる海外進出を後押しする。
森地茂政策研究大学院大学客員教授を委員長とする審査委員会で、受賞プロジェクトと受賞企業を選んだ。
 最優秀プロジェクトについて朝日政務官は「周辺の海洋環境の再生、保護だけでなく、
地域住民の衛生環境の改善にもつながっている」とし、「質の高いインフラ」での先導的な活躍をたたえた
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◎ さかなクンと一緒に「ギョッ!」と驚く大洋州の島々の魅力を再発見:
第9回太平洋・島サミット(PALM9)開催に合わせて動画シリーズが続々公開中!【JICA通信】
 (2021.6.24、GETNAVI )  https://getnavi.jp/world/616909/
日本の政府開発援助(ODA)を実施する機関として、開発途上国への国際協力を行っているJICA
(独立行政法人国際協力機構)の活動をシリーズで紹介していく「JICA通信」。
今回は「ギョギョギョ」で大人気のさかなクンがナビゲーターとなり、
大洋州の島々の魅力を伝える動画シリーズについて紹介します。
真っ青な海に点在する緑あふれる島々—ミクロネシア、ポリネシア、
メラネシアの各地域に分類される太平洋島嶼(とうしょ)国は、
美しい南の楽園であるだけでなく、気候変動による負の影響に直面しているほか、国土が分散し、
電気や水道などの社会サービスが行き渡らないといった島国ならではの課題も多く抱えています。
そんな大洋州各国が直面する問題を話し合う第9回「太平洋・島サミット(PALM9)」(注)が7月2日に開催されます。
(注)太平洋・島サミット(PALM:Pacific Islands Leaders Meeting)は、太平洋に広がる、
ミクロネシア、メラネシア、ポリネシアの島嶼国と日本との関係強化を目的として、1997年から3年に一度日本で開かれている国際会議。
第9回目の今年はテレビ会議方式で開催されます。
この動画シリーズでは、さかなクンが現地の魅力に触れながら、
それぞれの国の課題にJICAがどのように取り組んでいるのか、その様子も紹介していきます。
「幸せな気持ちで作ったものは、幸せなものになる」-バヌアツの人々の優しい気持ちに笑顔に
「バヌアツの皆さんの海を大切に思う気持ちはとても大きいですね。
私達もしっかりお手本にさせていただきたいと思います!」。
現地の人たちとオンラインで交流をしたさかなクンは、養殖に成功した貝の成長を喜び、
また、貝細工を作る仕事に携われて幸せだという人々との交流に「幸せな気持ちで作ったものは、
幸せなものになりますね」とにっこりです。
この動画シリーズ第1回はバヌアツから。
JICAバヌアツ支所企画調査員の茂木晃人さんが、バヌアツで取り組んでいるJICAの「豊かな海を守る」活動について紹介します。
「2006年から15年間に渡って、貝細工の材料になるヤコウガイや、オオシャコガイといった貝類を保全し、
さらに養殖によってその数を増やす取り組みを続けています。
そうして守り育てられた貝類は、最終的に貝細工の工芸品に加工され、地元の人々の収入向上にも貢献しています」
首都ポートビラにあるハンディクラフト市場からの中継リポートでは、
映し出された木彫りの魚を見るや「あっ、ニザダイ科ですね!」と、種類を言い当てるさかなクン。
すっかりバヌアツへのバーチャルトリップを楽しんでいました。
さかなクンもワクワク-教科書開発がつなぐ日本とパプアニューギニアの絆
シリーズ第2回では、パプアニューギニアの真っ青な海とお魚が画面いっぱいに現れます。
「パプアニューギニアは、大洋州の中でも手つかずの自然が残された島々が多く、
ラストフロンティアとも呼ばれているところです」。
案内役のJICA伊藤明徳専門家がその魅力を語ると、
さかなクンは「パプアニューギニアの海の中、見てみたいです!」と、
海の美しさとサンゴ礁に住む魚の豊かさにすっかり興味津々です。
そんな自然豊かなパプアニューギニアで、JICAが取り組んだのは、小学3年生から6年生が使う算数と理科の教科書の開発です。
伊藤専門家は、「これまで、パプアニューギニアの学校では、国定教科書がありませんでした。
そのため、先生個人が独自に作ったものや、外国製のものが使われていたのです。
そこで、JICAが協力して、パプアニューギニアで初めての国定教科書を作りました。
これにより、約80万人の子どもたちが同じ教科書で学ぶことができるようになりました」と述べます。
さらに、理科の教科書開発に携わった、杉山竜一専門家と来島孝太郎専門家も登場。
「子どもたちに、パプアニューギニアの自然の豊かさや文化の多様性を学んでもらいたかったんです。
理科の教科書に掲載した、世界最大の蝶トリバネアゲハと世界最小のカエルで、
パプアニューギニアの生物の多様さを伝えました」と語る教科書開発に込められた専門家の思いに、
「これはワクワクしながら学べますね」とうなずくさかなクン。「これまではるか遠くのことだと思っていましたが、
お話しを聞いてパプアニューギニアをとーーっても近しく感じました」と嬉しそうに話しました。
さかなクンが案内する、大洋州の島々への動画の旅はまだまだ終わらない!
「バヌアツのみなさんの笑顔が素敵でパッと明るくなる感じ、
すごく嬉しい気持ちになりました」「さかなクンにはこういった動画が似合う。どんどん紹介してほしい」
さかなクンの動画サイトには、このバヌアツ編、パプアニューギニア編の配信後、視聴者から続々とコメントが寄せられています。
現在、気候変動への対応をテーマにしたフィジー編も公開中。
今後、パラオでサンゴ礁を守る取り組みなどJICAの協力を紹介する動画が追加されます。
YouTubeのさかなクンちゃんねるで、ぜひご覧ください!
さかなクンちゃんねる
https://www.youtube.com/c/sakanakun
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◎ 南太平洋のナウル、海底ケーブル計画で中国企業排除 オーストラリアとの接続を検討 (2021.6.24、News Week )
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/06/post-96573.php
 南太平洋の島国ナウルは中国企業による海底ケーブル建設計画に代わる新たなプロジェクトを巡り交渉を進めている。
関係筋が明らかにした。オーストラリアのケーブルとの接続を検討しているという。
 アジア開発銀行(ADB)はナウルが新計画の資金調達で協力を求めていることを明らかにした。
ADBはロイターに書面で「ナウル政府と海底ケーブルの資金援助についてごく初期段階の交渉を行っている。
ケーブルは低コストで高品質のインターネットサービスを提供するためのものだ」と説明した。
 2人の関係者によると、ナウルと約1250キロメートル離れたソロモン諸島の首都ホニアラの間に海底ケーブルを敷設し、
オーストラリアとソロモン諸島、パプアニューギニアを結ぶ「コーラル・シー・ケーブル」(全長4700キロ)と接続する計画。
 世界銀行はナウル、キリバス、ミクロネシア連邦の各島しょ国における通信環境を改善するために
「東ミクロネシアケーブル」の建設を計画し、昨年入札を行った。これに華海通信技術(HMNテクノロジーズ、
旧社名:華為海洋網絡=ファーウェイ・マリン・ネットワークス=)が競合企業よりも20%低い価格を提示した。
ナウルは安全保障上の脅威を指摘。米国も警告を発し、計画は頓挫した。
ナウルは台湾との外交関係を維持しており、中国との間に緊張が生じている。
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◎ 日・パプアニューギニア首脳テレビ会談 (2021.6.29、 外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/pg/page4_005359.html
 6月29日、午後3時45分から約15分間、菅義偉内閣総理大臣は、
ジェームス・マラペ・パプアニューギニア独立国首相
(Hon. James MARAPE, Prime Minister of the Independent State of Papua New Guinea)と
テレビ会議方式で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
1.    菅総理大臣から、パプアニューギニアを含む太平洋島嶼国は日本の重要なパートナーであり、
両国間の関係を強化していきたい旨述べるとともに、
「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて引き続きマラペ首相と緊密に連携していきたい旨発言しました。
2.    菅総理大臣から、パプアニューギニアの新型コロナ対策やインフラ整備等を引き続き支援するとともに、
パプアニューギニアの道路整備のための支援を行う考えを表明しました。
3.    これに対し、マラペ首相から、長年にわたる日本の支援に対して感謝の意が表され、
双方は第9回太平洋・島サミットの成功に向けて協力していくことで一致しました。
4. この他、菅総理大臣から、日本漁船の安定的な操業、遺骨収集事業及びLNGプロジェクトへの日本企業の参入について協力を要請しました。
両首脳は、北朝鮮への対応を含む地域の諸課題についても意見交換を行い、
菅総理大臣から拉致問題についての理解と協力を求め、マラペ首相から支持を得ました。
5.    また、菅総理大臣から、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を安全・安心な形で開催するために、
万全な感染対策を講じ、準備を進めている旨を表明しました。
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◎ 菅首相「太平洋・島サミット」前に6か国の首脳とテレビ会談 (2021.6.29、
 NHK) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210629/k10013110541000.html
「太平洋・島サミット」は、南太平洋の国や地域の首脳らを日本に招き、
3年に1度開催している国際会議で、ことしは、新型コロナウイルスの影響で、7月2日にテレビ会議方式で開かれます。
これを前に、菅総理大臣は29日、サミットに参加する南太平洋の18の国と地域のうち
パプアニューギニアやフィジーなど6か国の首脳と相次いで個別に会談しました。
この中で、菅総理大臣は「太平洋の島しょ国は、日本の重要なパートナーであり、
関係を強化していきたい」と述べ「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、
緊密に連携していきたいという考えを示しました。
また、新型コロナウイルス対策をめぐりワクチンの保冷設備など
「コールドチェーン」と呼ばれる低温での輸送網の整備を引き続き支援する方針を伝えました。
さらに、東京オリンピック・パラリンピックについて、菅総理大臣は「安全・安心な形で開催するために、
万全な感染対策を講じ、準備を進めている」と説明しました。
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◎ 新型コロナウイルスに関する注意喚起(第113報)
 (2021.6.28、在PNG日本国大使館) https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100204990.pdf
パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ
●PNG 当局の発表によれば、6 月 18 日(金)~6 月 23 日(水)の間に確認された新たな感 染者数は国内で合計 165 名でした。
●現在の累計感染者数:17,098 名(+165 名)
●現在の累計死者数:173 名
●累計確認者数の各州内訳:
NCD:5,153 名(+23 名)、セントラル州:271 名(+2 名)、ガルフ州:126 名(+1 名)、
 ウェスタン州:2,391 名(+4 名)、ミリンベイ州:232 名(+14 名)、ノーザン(オロ)州: 196 名、
モロベ州:1,190 名(+2 名)、マダン州:430 名(+4 名)、イーストセピック州: 252 名、ウェストセピック州:445 名、
東ハイランド州:728 名(+14 名)、チンブ州:236 名(+7 名)、ジワカ州:154 名(+1 名)、
西ハイランド州:1,020 名(+9 名)、南ハイラ ンド州:213 名(+12 名)、エンガ州:280 名(+6 名)、
ヘラ州:146 名(+1 名)、マヌス 州:479 名、東ニューブリテン州:1,176 名(+34 名)、西ニューブリテン州:1,021 名(+ 1 名)、
ニューアイルランド州:542 名(+12 名)、ブーゲンビル自治州:417 名(+18 名)
※( )内は 6 月 17 日(木)時点との比較
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