メルマガ・広報誌

vol.297(6月30日)

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◎ ソロモン首相「中国の基地建設はない」 豪外相と会談(2022.6.18、日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM171KY0X10C22A6000000/
 オーストラリアのウォン外相は17日、訪問先のソロモン諸島で同国のソガバレ首相と会談し、
中国とソロモンが4月に締結した安全保障協定などについて話し合った。
ウォン氏は会談後の記者会見で、ソガバレ氏から「外国の軍事基地建設や永続的な軍駐留はないとの確約を得た」
と明らかにした。
 4月にソロモンと中国が安保協定を締結して以降、豪外相によるソロモン訪問は今回が初めてだ。
ウォン氏は会見で「地域の安保は太平洋の島しょ国らが担うべきであり、
島しょ国には十分にその能力がある」と強調。
安保協定を通じソロモンで影響力を強めようとする中国をけん制した。
 中国とソロモンが結んだ安保協定の詳細は明らかになっていないが、
事前に流出した草案にはソロモンが中国軍の派遣や艦船の寄港を認める内容が盛り込まれていた。
ソガバレ氏はこれまでも中国による軍事基地建設を否定してきた。
ウォン氏は「ソガバレ氏も豪州の懸念は理解している」と話した。
 ソロモンがある南太平洋地域では中国が支援を通じて存在感を増している。
同国の王毅(ワン・イー)国務委員兼外相は5月下旬から6月上旬にかけて地域の7カ国を訪問。
国交を持つ10の島しょ国と包括的な安保協力の強化に向けた合意を模索した。
 合意はミクロネシア連邦などの反対で見送られたが、
発足間もない豪州のアルバニージー新政権は地理的に近い南太平洋での中国の動きに強い危機感を抱く。
ウォン氏は5月23日の外相就任後、王毅氏の後を追うように島しょ国の訪問を続けている。
 「ソロモンの安保と開発において、豪州が第一のパートナーであり続けるとのソガバレ氏の言葉を歓迎する」。
17日の会見でウォン氏はこう強調した。今回のウォン氏のソロモン訪問では、
人口約70万人の同国に対して豪州が新型コロナウイルスの小児用ワクチン20万回分を提供することも打ち出した。
中国は5月の王毅氏による訪問時、医療センター建設に関してソロモンと書簡を交わしている。
今後も地域安保の要衝であるソロモンで豪中の勢力争いが続きそうだ。  【シドニー=松本史】

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◎ 中国の援助で建設、パプアに近代的総合病院が完成(2022.6.21、Livedoor ニュース/
新華社通信) https://news.livedoor.com/article/detail/22375474/
 【新華社ポートモレスビー6月22日】中国政府の援助で、
パプアニューギニア・エンガ州の州都ワバックに建設が進められていた病院がこのほど完成し、
20日に同地で引き渡し式が行われた。
同国のマラぺ首相や中国の曽凡華(そう・ぼんか)駐パプアニューギニア大使らが出席した。
曽氏はあいさつで同病院が順調に建設、引き渡しされたことは、
両国の新たな衛生協力における重要な成果だと強調し、中国はパプアニューギニアの経済・社会発展のため、
引き続きできる限りの援助を提供していきたいと表明した。
 マラぺ氏は、同プロジェクトに対する中国政府の支援に感謝すると述べ、
パプアニューギニア政府は中国との各分野の実務協力をさらに深めていくと表明した。
 同病院は中国政府の優遇借款によって広東建工対外建設が建設を請け負った。
パプアニューギニアひいては南太平洋地域で最も近代的な総合病院の一つとなる。

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◎ 「住みやすい都市ランキング」で大阪が10位に、ソウルは何位?
=韓国ネット「いいところがない」(2022.6.24、 Excite ニュース)
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_896489/
 2022年6月23日、韓国メディア・韓国経済TVは、
「『世界で最も住みやすい都市』の最新ランキングが発表された」と報じた。

 記事によると、英経済分析機関エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は現地時間22日、「
最も住みやすい都市ランキング2022」を発表。
これによると、ソウルは100点満点中80点台を獲得し、評価対象の173都市のうち60位だった。

 1位に選ばれたのはオーストリアのウィーンで、2位以下はコペンハーゲン(デンマーク)、チューリヒ(スイス)、
カルガリー(カナダ)、バンクーバー(カナダ)、ジュネーブ(スイス)、フランクフルト(ドイツ)、
トロント(カナダ)、アムステルダム(オランダ)という結果に。
10位には同率で大阪とメルボルン(豪州)がランクインした。

 昨年のトップ10にはアジア太平洋地域の都市が8カ所もランクインしていたが、
今年は欧州や米州が躍進。新型コロナウイルスに関する規制緩和が進んだことで、
欧州や米州の都市が文化、環境、医療などの分野で高い評価を受けたとEIUは説明しているという。

 一方で「最も住みにくい都市」には、1位から順にダマスカス(シリア)、ラゴス(ナイジェリア)、
トリポリ(リビア)、アルジェ(アルジェリア)、カラチ(パキスタン)、ポートモレスビー(パプアニューギニア)、
ダッカ(バングラデシュ)、ハラレ(ジンバブエ)、ドゥアラ(カメルーン)、テヘラン(イラン)が選ばれ
、医療や教育などの面で低く評価された。

 この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「殺伐とした国民性のせいで、韓国は住みにくい」
「左派や労組だけでもなくなれば、ソウルはもっと住みやすくなるのに」「多様性と人間性が消え、
物質万能主義と見栄だけが優待されるのがソウル」「いつも経済大国や文化大国、
半導体先進国などと言って持ち上げるけど、そこに住む国民の幸福指数は底辺。こんなことだろうと思った」
「物価も高いし、暴力団も多いし、空気は汚れてるし…。いいところは何もない」など、
ソウルや韓国に対する不満の声が相次いでいる。
しかし「ソウルも治安はいいと思うけど」「金持ちになら韓国は勧める」など、
一部では擁護するコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)

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◎ 土に映し出されたきらめき 滋賀・信楽の陶芸館で企画展、陶器や土面など並ぶ
(2022.6.28、 京都新聞)https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/822511
 小中高生が陶芸作家らと取り組んだ作品などを紹介する「土に託されたきらめき 
子どもたち×アーティスト/セラミックス最先端展」(京都新聞など主催)が、
滋賀県甲賀市信楽町の県立陶芸の森陶芸館で始まった。
土に映し出された子どもたちの感性溢れる力作が並んでいる。
 陶芸の森が陶芸作家やボランティアなどと協働で子どもを対象に行う「つちっこプログラム」が
20周年を迎えたのを記念した企画。
来園制作や出張事業で子どもたちが取り組んだ陶芸作品や、
プロジェクトに関わった作家らの作品約300点を展示している。
 陶芸の森が所蔵する精霊をかたどった
パプアニューギニアの土器の観賞や土器にまつわる伝説を聞くなどして取り組んだ土面は、
作品ごとに形状や表情が異なり、個々の個性が感じられる。
 また、県内に工場のある企業のセラミックス製品を展示し、
技術者たちの物作りについても紹介している。
 9月4日まで。月曜休館。入場料が必要。

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◎ 事業パンフレットの更新 (2022.6.21、JICAパプアニューギニア事務所)
https://www.jica.go.jp/png/office/others/cr73nr0000005rcy-att/png_pamphlet_2021_jp.pdf

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◎ 渡邊大使の ソゲリ給水プロジェクト竣工式出席(2022.6.23、在PNG日本国大使館)
 https://www.png.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000219.html
 令和4年6月22日、渡邊大使はセントラル州ソゲリで行われた給水プロジェクト竣工式に
仙台育英学園の加藤理事長と共に出席して祝辞を述べました。
本プロジェクトは仙台と当国ボロコのロータリークラブの共同寄付により実施されたもので、
仙台育英学園高校が姉妹校提携しているソゲリ国立高校をはじめ
ソゲリ地区約6,000人超に清潔な水を安定的に供給するものです。

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