メルマガ・広報誌

vol.325(4月10日)

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◎   令和5年度の年会費のお願い及び 総会、懇親会の事前の御案内

先週皆様に本年度の年会費のお願いを封書にてご案内させていただきました。
当協会は会長をはじめ全ての理事、役員もボランティアとして参画し、
非営利団体として両国の親善友好のために活動しております。

何卒本年度も引き続き皆様のご支援と御協力を賜りたくよろしくお願いいたします。

また、本メールマガジンは配信を希望した会員および年会費の振込みが無かった
方にも定款に従いまして1年間(3月末まで)継続して配信をいたしております。

本年度は総会から始まりTOKTOK会 新 在東京PNGアバル大使との懇談など
色々な活動を再開する予定でございますので、何卒継続しての御協力を
重ねてお願いいたします。 

尚、本年の総会、懇親会は6月29日(木)1100から 永田町 海運クラブ
にて開催の予定です。

総会資料など整いましたら、会員の皆様にはご案内と資料をご送付
させていただきます。

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◎    パプアで地震、4人死亡南太平洋、300戸損壊
(2023.4.4、東京新聞) https://www.tokyo-np.co.jp/article/242079

 【シドニー共同】南太平洋パプアニューギニア北部の東セピック州で3日、
マグニチュード(M)7・0の地震があった。地元メディアは4日、
警察などの話として4人が死亡し、17人が負傷、300を超える家屋が損壊したと報じた。

在パプア日本大使館によると、首都ポートモレスビーで揺れはなく、
在留邦人約120人が被害に遭ったとの情報はない。
 ポストクリエ紙電子版によれば、震源地のチャンブリ湖周辺では、余震が複数回続いた。
学校は授業が中止された。
 被害の全容ははっきりしておらず、死傷者が拡大する恐れが指摘されている。
 米地質調査所によると、地震があったのは3日午前4時(日本時間同3時)ごろ。

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◎    令和5年度当館推薦文科省留学生壮行会(2023.4.4、在PNG日本国大使館) 
https://www.png.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000263.html
3月31日(金)、渡邊大使は2023年度日本政府文部科学省奨学金制度に合格した
当館推薦留学生らを大使公邸に招き壮行会を行いました。
今年度は大学院生5名、専門学校生1名が4月より日本で研修・勉学に励みます。
渡邊大使は、国費留学生らが帰国後は日PNG両国の架け橋として
当国の発展に活躍してくれるのを楽しみにしている旨を述べました。

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◎    2023年5月20日(第3382回) 
移動と定住、平時と危機時の連続性を⽣きる第⼆次世界⼤戦時のラバウルで⽣きた
⽇本軍兵⼠の事例から(2023.4.5、立命館大学) 
https://www.ritsumei.ac.jp/doyo/essay/detail/?id=685
⽴命館⼤学グローバル教養学部 准教授 ⼩林 ハッサル 柔⼦
 アジア太平洋戦争後、1945年に日本軍に占領された豪州領ニューギニア(現在のパプア・ニューギニア)に上陸した
オーストラリア軍は、日本軍兵士はほとんど死亡しているだろうと予想していた。
しかし、その予想に反して、日本からの供給も絶たれたラバウルでは約8万9千人の日本軍兵士が生存しており、
オーストラリア軍を驚かせた。日本軍兵士の生存の鍵は、彼らがラバウルで菜園を営み、
戦時中の生活を維持したためである。
本講演では、ラバウルで生き残った日本兵が経験した戦争による移動(war mobility)と、
異国の地にとどまり野菜を作る経験に焦点を当て、
アジア太平洋における第二次世界大戦の歴史をどう理解するかについて考察したい。
この歴史を分析するために、本講演では、戦争を、緊急時と平時、戦争の移動と非移動(immobility)、
国家とグローバルの間の交差点に位置づける。
第一に、平時と非常時が連続性を持ちながら、歴史を形成していることを理解する。
現在進行中のロシアとウクライナの戦争が示すように、戦争が行われている間にも、
他の場所では生活が営まれており、平時と非常時は共存しながら進行する。
第二に、兵士をナショナリズムに洗脳された忠実な戦闘員としてではなく、
戦争により引き起こされた国際的な移動の主体として位置づけ、
戦争の歴史を国民国家の枠組みを超えて理解することを試みる。

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