メルマガ・広報誌

vol.336(8月1日)

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◎    JICA helps with long-term planst (2023.7.25, Post Courier)
https://www.postcourier.com.pg/jica-helps-with-long-term-planst/
By Joe Paraide. The Japan International Cooperation Agency (JICA)
made a presentation on the Kokopo-Rabaul Infrastructure Development Plan that ...

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◎    EAST NEW BRITAIN PROVINCE LAUNCHED TEAK PROJECT (2023.7.25, EMTV Online)
https://emtv.com.pg/east-new-britain-province-launched-teak-project/
Mr Brown said OSCA has big innovative programs

where they can send industrial people to Japan to work there and can come back home with money ...

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◎    パプアニューギニアのパイプライン敷設計画/日本の高炉・商社も応札/
総延長790キロ、鋼材使用量26万トン(2023.7.25、鉄鋼新聞)
https://www.japanmetaldaily.com/articles/-/131339
ウクライナ危機の長期化を背景としたエネルギー需要拡大で、海外の液化天然ガス(LNG)大型事業が再び動き出している。
南太平洋のパプアニューギニアでは「パプアLNGプロジェクト」が計画され、
敷設するラインパイプの総延長は790キロ。大径(UO)鋼管など鋼材の総使用量は
約26万トンに上る見通しだ。鋼材に関する入札は7月下旬に締め切られる見込み

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◎    中国が開発した「菌草」技術で各国女性が幸せに(2023.7.22、AFPBB)
https://www.afpbb.com/articles/-/3473590
【7⽉22⽇ Peopleʼs Daily】このほど開催された国連(UN)第8回科学技術革新フォーラムでは、

パプアニューギニアで農業を営む女性のコロラマさんが科学技術による貧困削減の経験を世界に紹介した。
 コロラマさんは「中国・国連:平和と発展基金菌草技術プロジェクト」の受益者だ。
中国のキノコ専門家により訓練を受け、次には村で25人を雇った。
大部分は女性で、毎週200キロのキノコを生産して地元の業者に売っている。
皆が現金収入を得て、新しい家を建てたり、車を買ったりした。
コロラマさんはさらに、中国の専門家と協力して周囲の10村の延べ1500人以上に訓練を施した。
地域住民の収入が増え、栄養不良者の率も70%から55%に低下したという。
 コロラマさんの運命を変えたのは「菌草」だった。
木材ではなく草を使ってキノコを栽培する技術だ。そのことで、キノコ栽培の難点だった木材確保が必要なくなった。
この技術は100か国以上に採用されている。

 国家菌草工程技術研究センターの関係者によると、
過去20年以上にわたり、コロラマさんのような女性に多く出会ってきた。
民族大虐殺で夫を亡くしたルワンダの女性、失業中のレソトの若い女性、フィジーの障害者女性などだ。
しかし彼女らの多くは菌草の技術を学んだ後、企業家や科学者、技術者になった。
 現地政府が貧困層を支援していることは珍しくないが、問題は「魚を与えても、
一時的に飢えをしのぐことができるだけ」という現実だ。
問題を真に解決するには「魚を捕る方法」を教えねばならない。
菌草の技術の取得はまさに、問題を真に解決する。
キノコを栽培して収入を増やした女性らは、子を学校に入れたり、村で雑貨店を開いたり、
車を買って人を雇って運送業を営んだりと、自分と家族の運命を一変させた。
 国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は17の具体的目標を含む。
うち「ジェンダー平等」など13の目標に、菌草の技術は貢献できる。
菌草技術は多くの発展途上国で女性の地位を高め、さらには地域社会の生産力と経済の活力を高めている。
 南米では、ブラジル農業科学アカデミーのニーナ・オレド教授が最初に菌草技術に取り組んだ。
オレド教授は1995年に中国で菌草技術の研修を受け、その後は南米で菌草技術の現地化の研究と普及活動に従事した。
オレド教授の研修を受けた人は2000人以上に達した。
オレド教授はまた、中国語教材の「菌草技術」をポルトガル語に翻訳してブラジルで出版した。
 菌草事業の発展は全人類に幸福をもたらす。中国から全世界に持続可能な発展への道の一つがもたらされた。
女性は菌草の事業の発展を支えるために欠かせない力だ。
今後はさらに多くの「彼女」が、菌草によって素晴らしい夢を実現するに違いない。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News

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◎    なぜここに? オーストラリアの小島にある「日本人墓地」の謎(2023.7.22、サライ)
https://serai.jp/tour/1130771
そこは距離的には「日本から最も近いオーストラリア」の一つである。
だが、たどりつくのにはかなり時間がかかる場所でもある。

オーストラリア大陸の北東端部とパプアニューギニアの間に位置する大小270の島々からなる「トレス海峡諸島」がある。
その行政と経済の中心部が「サースデイアイランド」。日本語で「木曜島」と呼ばれる島だ。
2021年に行われた国勢調査によると人口わずか2805人。3.5平方キロメートルの小さな島だ。
日本からこの島に訪れるには世界遺産「グレートバリアリーフ」で有名なクイーンズランド州の観光都市ケアンズまで飛び、
一日3便の国内線乗り換えて約1時間半。同諸島唯一のホーン島空港で降りて、
まずは連絡バスで港に向かい、そこから船に15分揺られてようやく到着する。
日本から距離的に近いわりには、たどりつくことを考えれば「最果ての島」ともいえる。

だがここにはかなり多くの同胞たちが眠る「日本人墓地」が存在する。
しかもそれは第2次世界大戦中に戦死した人たちや捕虜収容所で亡くなった人たちを弔ったものではない。
明治から第2次世界大戦にかけて、この小さな島に多くの「一般人」である日本人が暮らしていたのだ。
彼らがオーストラリアの主要都市からも離れたこの最果ての島に居を定めた理由。
それは島の周辺で真珠を生む真珠貝や、高級ボタンの原料となる白蝶貝が採取されたからだ。
かつてのアメリカ合衆国やハワイ、そしてブラジルをはじめとした南米へ多くの移民が向かったように、
この島へも日本人が渡った。その数合計約7000人とも言われる。
うち8割が真珠の名産地である和歌山県の出身で、特に串本町の人たちが多かったという。
明治30年頃に在住していた日本人は約1000人。一時は島の総人口の6~7割にも上ったという。
潜水資格を持つ者の99パーセントが日本人だった。
農地での労働など低賃金であえいだ人たちが多い北米や南米への移住と違い、
この木曜島での労働は真珠や高級ボタンの原料の採取という仕事だけに一攫千金の夢があった。
それだけに「片道切符」の移住ではなく、故郷に錦を飾ることができた者もいただろう。

だが一方で作業は危険を伴った。そもそも水深50メートルにも及ぶ場所での長時間の作業である。
酸素ボンベなどない当時は船上につけられた「手押しポンプ」を用いて
「ホース」で潜水ヘルメット内に空気を送っていた。
そうした中、潜水病や海流による遭難で、木曜島だけで700名の日本人が命を落としたという。
その半分以上が21歳以下の若者だった。
ではこの日本人墓地に向かってみよう。
島の南部中央にあるホーン島からの船着き場から、島のほぼ中央を南北に走る幹線道路「ヘイスティングストリート」を北上。
島に2ヵ所ある小学校のうちの一つを越える手前で道は「ローバンストリート」と名称を変える。
南緯10度と赤道からほど近い島だから、昼の太陽はほぼ真上から照りつける。
両脇は熱帯の森だが、道路上は日差しを遮るものは何もない。とにかく蒸し暑い。
だがこれもまたかつてここに暮らした日本人たちが体験してきた日常だ
そのまま道なりに進み、やがて西向きに進路をとるころには「アプリンロード」と再び名称を変え、
島唯一の発電所を超えて300メートルほどで島最大の「木曜島墓地」に到着する。
船着場から距離にして1.8キロメートル。徒歩22分ほどだ。
白亜の壁でつくられた「木曜島墓地」の正門を入ってすぐ右手が駐車場、
そして左手が日本人の眠る一角となる。
まず目に入るのが2つの塔。左が「慰霊碑」、右が「無縁之墓」。
島の人によるとお盆にはここを中心にして慰霊祭が行われるという。
2つの塔の奥、先ほど通ってきたアプリンロード沿いに日本人の墓石が並ぶ。
正門そばのアクセスしやすい一角。木曜島自慢の海は臨めないが、幹線道路沿いの日当たりのいい場所である。
片隅に追いやられていないのは、ここに眠るのが「敵国兵」ではなく、
この島の産業をまさに命がけで作り上げてきた「英雄」たちだからだろうか。
この日本人墓地では現在162基の墓の身元が確認されているという。
だが墓の姿は様々だ。生四角柱の墓石が垂直にそそり立つ純日本風のものもあれば、
プレートのような西洋風のものもある。除草もしっかり行われているものもあれば、
雑草に覆われているものもある。中には朽ちかけたものもある。
第2次世界大戦で日本と連合国が戦った激戦区の一つパプアニューギニアに近いこのトレス海峡諸島には、
連合軍の空軍基地も設置された。
そのため他の島民たちととも日本人たちもオーストラリア本土へと疎開させられた。
戦争終了後も真珠業は続いたが、1960年代に沖合でタンカーが座礁したことにより油が流出。
海が汚染されたことで真珠貝は壊滅した。
現在、日本人の子孫もいるが、その数は全盛期には遠く及ばない。
墓の状態が様々なのも致し方ないのかもしれない。
偶然実現したこの墓参りの最中、それまでの白い雲が浮かぶ空が一変して灰色に変わったかと思ったら、
熱帯特有の通り雨「シャワー」が降ってきた。
だがそれもほんの10分ほどでまた青空が覗く。
それが何を意味しているのか。考えてみたが、たぶん何も意味していない。
蒸せるほどの暑さも突然の雨も、おそらくこの島の日常なのだ。150年前も今も。
木曜島を訪れたのは5月初旬。日本人名の表札がある家の庭では、こいのぼりがそよいでいた。
文・写真/柳沢有紀夫 (オーストリラア在住ライター)
文筆家。慶応義塾大学文学部人間科学専攻卒。1999年にオーストラリア・ブリスベンに子育て移住。
世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」
https://www.kaigaikakibito.com/)の創設者兼お世話係。『値段から世界が見える!』(朝日新書)、
『ニッポン人はホントに「世界の嫌われ者」なのか?』(新潮文庫)、
『世界ノ怖イ話』(角川つばさ文庫)など同会のメンバーの協力を仰いだ著作も多数。

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◎    米国防長官 パプアニューギニア初訪問 地域への関与強める姿勢(2023.7.27、NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230727/k10014143931000.html
アメリカのオースティン国防長官は、南太平洋の島国パプアニューギニアをアメリカの国防長官として初めて訪問し、
中国がこの地域への影響力を拡大させる中、関与を強めていく姿勢を示しました。
アメリカのオースティン国防長官は、26日からパプアニューギニアを訪れていて、
27日マラペ首相とそろって記者会見を行いました

この中で、オースティン長官は「アメリカは、パプアニューギニア軍との共同訓練を拡大させていく」と述べ、
ことし5月に署名した2国間の防衛協力協定を踏まえ、軍事的な支援を強化すると強調しました。
さらに、オースティン長官は、この地域で違法操業への対応が課題になる中、
8月、アメリカの沿岸警備隊の船が寄港すると明らかにしました。
アメリカの国防長官がパプアニューギニアを訪問するのはこれが初めてで、バイデン政権としては、
中国がこの地域への影響力を拡大させる中、関与を強めていく姿勢を改めて示した形です。
一方、オースティン長官は、2国間の防衛協力協定について「われわれは、
パプアニューギニアに恒久的な基地を求めるつもりはない」と述べました。

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◎    フランス大統領がバヌアツ訪問 南太平洋で「帝国主義が台頭」と警告(2023.7.27、auone)
https://article.auone.jp/detail/1/4/8/221_8_r_20230727_1690446036084297

【パリ=三井美奈】フランスのマクロン大統領は27日、南太平洋の島国バヌアツを初訪問し、
首都ポートビラで演説した。
中国が南太平洋のレアアース(希土類)開発、安全保障などで影響を広げていることを念頭に、
「新たな帝国主義が台頭し、地域の主権を脅かしている」と警告した。
仏大統領のバヌアツ訪問は、同国独立前の1966年、ドゴール大統領が訪れて以来となる。
当時、バヌアツは仏英両国が共同統治していた。
マクロン氏は演説で、フランスの植民地主義の過去は忘れないとしたうえで、
「バヌアツに新たな関与をしたい」と呼びかけた。
ロシアのウクライナ侵略で国際秩序を守る意思が試されていると訴え、
「フランスの戦略は、自由な主権を守ることだ」と述べた。
バヌアツが海面上昇など気候変動の影響を受けていることを踏まえ、
地球温暖化対策での協力に重点を置く構えを示した。
マクロン氏は24日に仏領ニューカレドニアを訪問し、南太平洋歴訪を開始した。
28日には、パプアニューギニアを訪問する。
米中対立の「最前線」となっている南太平洋の島嶼(とうしょ)国家で、フランスの独自外交の展開を目指している。

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◎    パプアニューギニア国防軍に対する能力構築支援(軍楽隊育成)(2023.7.27、陸上自衛隊)
https://www.mod.go.jp/gsdf/news/defense/2023/20230728.html
7月27日(木)パプアニューギニア国防軍軍楽隊は、
オースティン米国防長官のパプアニューギニア公式来訪に伴い、儀じょう演奏を行いました。
 それに合わせ陸上自衛隊中央音楽隊は、PNG軍楽隊に対し米国の国歌等の演奏指導を行いました。
 パプアニューギニア国防軍軍楽隊は本番見事な演奏を披露しました。

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◎    日米豪NZ、スタートアップの島しょ国進出支援(2023.7.27、日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA255LS0V20C23A7000000/
経済産業省は米国、オーストラリア、ニュージーランドの政府と協力し、
スタートアップ企業の太平洋島しょ国への進出を後押しする。
島しょ国で実施する実証事業などを資金面で支援する。
中国が同地域で影響力を増すなか、友好国と協力して経済的な関係を強化する。
フィジー、パプアニューギニアやパラオといった太平洋に位置する島しょ国では温暖化を抑制する脱炭素技術、
デジタル技術を生かした金融サービスなどへの引き合いが強い。

実際に島しょ国への事業展開を目指すスタートアップや中小企業を対象に、
経産省は実証事業にかかる費用を最大で4000万円補助する。
金融などインフラの海外展開に向けた実証事業の補助金でも、
島しょ国を対象にする場合は選考時に加点などで優遇を検討する。
米国はインド太平洋地域のインフラ計画の実証実験などに補助をしている。
豪州も島しょ国のエネルギーや水道といったインフラ計画について、
国籍を問わず実施事業を公募している。
24年には島しょ国の政府と日米豪などのスタートアップ企業が参加するマッチングイベントも予定している。
フィジーやパプアニューギニアなどの国が抱える社会問題に対し、
スタートアップが提案し、事業化につなげる機会を設ける。
島しょ国を巡っては、米中両国が経済・政治的な関与を強めている。
市場規模が小さく進出をためらう企業も多い島しょ国で事業展開をやりやすくし、
日本とその友好国が経済的な足がかりを作る狙いがある。

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◎    秋本外務大臣政務官のオーストラリア連邦及びパプアニューギニア独立国訪問
(2023.7.28、時事通信)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_001529.html
 7月30日から8月3日まで、秋本真利外務大臣政務官は、
オーストラリア連邦クイーンズランド州ブリスベン及びパプアニューギニア独立国を訪問します。
今回の訪問では、クイーンズランド州及びパプアニューギニア政府要人との間で、
日本とクイーンズランド州との協力の促進、日・パプアニューギニア関係の強化、
太平洋島嶼国地域及び国際場裡での協力等につき意見交換を行う予定です。

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◎    『新版 森と魚と激戦地』=清水靖子・著(2023.7.29、毎日)
https://mainichi.jp/articles/20230729/ddm/015/070/026000c
(三省堂書店/創英社・2970円)
 著者は、東京都杉並区のベリス・メルセス宣教修道女会シスターであり、
1980年から86年まで太平洋戦争激戦地のグアムとサイパンに住み、
90年からは環境破壊が進む南太平洋の島々へ足を運んできた。
戦争中は日本軍、戦後は日本企業に踏み込まれた住民の受難と抵抗が、一人一人の口から語られる。
 著者が感激したというのが、パプアニューギニアで伝統の樹皮布(タパ)づくりをする女性たちから聞いた
「ココナツ・ワイヤレス」という言葉だ。「ココナツの実のように小さいけれど、
しっかりしていて、木の下での会議が情報を村から村へ伝えて団結することなの」。
この言葉に著者は「森を守るために命をかけて抵抗する女性たちの姿は、
私たちにとって、わくわくするようなメッセージでもある」と話す。

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◎    対中国のカギ握る? 日本がパプアニューギニア支援に注力する理由
“部族国家”ならではの苦労も(2023.7.30、乗り物ニュース)
https://trafficnews.jp/post/127126
日本はパプアニューギニアへ対し、2021年の段階でオーストラリアに次ぐ第2の援助国ですが、
防衛省・自衛隊も能力構築支援事業を行っています。主な活動は軍楽隊育成と施設機械整備です。
軍楽隊育成は2015(平成27)年から、施設機械整備は2021年からほぼ毎年行われています。
施設機械とは、ブルドーザーやパワーショベルなど重機のことで、
取り扱いや予防保全と故障探求の基本を学ぶものです。
 2022年度からは招へいも始まり、パプアニューギニア軍工兵隊から軍曹を筆頭に4名が、
茨城県勝田市にある陸上自衛隊施設学校で研修を受けています。
 課目は昨年がブルドーザー、今年は油圧ショベル、そして来年はグレーダーが予定されているそうです。
重機の取り扱いから不具合箇所の発見・対処までを目指します。
ほかにも、油圧機構に関する基礎的な知識と技能の取得や、電気溶接、ガス溶接などの整備技術の向上が挙げられています。
工兵隊への重機扱い方指導とは地味に思えますが、
パプアニューギニアにとっては大きな意味があります。

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