メルマガ・広報誌

vol.350(12月20日)

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◎    パプアニューギニア「中国と安全保障協議せず」 
豪と協定締結(2023.12.11、ニューズウィーク)
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2023/12/476627.php
[シドニー 11日 ロイター] - パプアニューギニアのマラペ首相は11日、
中国とは安全保障について協議していないと述べた。
パプアは先週、オーストラリアと安全保障協定を締結。
5月には米国との防衛協力協定に署名している。
マラペ氏はシドニーに開催された資源投資に関する会合で、パプアは透明性が高いと発言。
今年、自身が閣僚と共に中国を訪問し中国指導部と会談した際「安全保障に関する話はなかった」とし
「経済分野に限って話をした。安全保障については伝統的な安全保障パートナーと連携している」と述べた。
オーストラリアとの安全保障協定は警察官の増員や司法の強化など国内の安全保障を重視しており、
米国との協定は対外的な安全保障を考慮したものという。
米中の対立が強化する中、パプアは経済活性化に向け海外投資と貿易の促進を目指している。
中国は昨年、ソロモン諸島と安全保障協定を締結した。
パプアは中国との自由貿易協定(FTA)を協議中。
中国はすでにパプアの輸出品の半分を購入している。
マラペ氏は安全保障の改善は海外投資家にとって重要だとの認識を示した。
パプアは液化天然ガス(LNG)など主に資源・エネルギーを輸出している。

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◎    中国からの融資受け入れ慎重に パプアニューギニア首相(2023.12.11、AFP)
https://www.afpbb.com/articles/-/3495558
【12月11日 AFP】パプアニューギニアのジェームズ・マラペ首相(James Marape)は11日、A
FPの取材に応じ、中国の巨大経済圏構想「一帯一路(Belt and Road)」の下での資金借り入れについて、
外国からの融資に「軽率に」依存することはしないと語り、慎重に対応する姿勢を示した。
 パプアニューギニアは2018年、太平洋諸国として早期に一帯一路に参加した。
しかし、翌19年のマラペ首相就任後は対米関係を徐々に強化し、
今年に入ってからは米国と防衛協力協定を締結している。

 エネルギー関連の会合に出席するため豪シドニーを訪問中のマラペ氏は、
中国が提供する融資を無条件に受け入れる考えはないと強調。
「仮に一帯一路の下でのプロジェクトについて、財務省が定めた要件に合わない場合は公正な検討がなされる」と語った。
 また、「われわれは軽率ではない。投資は確かな見返りがあるものに対して行う」と述べた。
 中国は一帯一路を通じて開発途上国に過度の貸し付けを行い、
返済が困難な状態に陥らせる「債務のわな外交」を展開していると批判されている。
同じ太平洋の島国トンガは、中国輸出入銀行(中国輸銀、China Eximbank)に対し、
国内総生産(GDP)のほぼ3分に1に相当する約1億3000万米ドル(約190億円)の債務を負っている。

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◎    Duo off to Japan on exchange programme (2023.12.11、The National)
https://www.thenational.com.pg/duo-off-to-japan-on-exchange-programme/
TWO Papua New Guineans on Dec 5 left for Japan to participate
in the Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youth (JENESYS) programme.

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◎    We need to learn from our neighbours ( 2023.12.13、The National)
https://www.thenational.com.pg/we-need-to-learn-from-our-neighbours/
The leadership of Tokugawa period, Japan went into isolation
or more than 200 years, building economic foundation very well meaning economic leakage ...

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◎    コラム (2023.12.14、NNA ASIA)
https://www.nna.jp/news/2602817
日本は太平洋戦争でパプアニューギニアのラバウルを占領し、現在の同国首都ポートモレスビーを頻繁に爆撃した。
ただ、一度だけ爆撃後に袋を四つ投下したと伝えられている。
袋には、ラバウルで捕虜となったオーストラリア軍兵士が家族に宛てた手紙が入っていた。

オーストラリア側は当初、宣伝工作かと疑った。
確認すると手紙はすべて本物で、後に宛先の家族に配達されたそうだ。
一方、捕虜たちはラバウルから中国海南島の収容所へ移送するためのモンテビデオ丸に乗せられた。
同船は、途中で「米軍潜水艦の攻撃で」沈没したという。
家族が手紙を受け取った時には、彼らは既に海の底だった。
手紙の投下は、墜落した日本軍飛行兵を丁重に弔ったオーストラリア軍に応えた
日本軍士官の「お返し」だったそうだ。
残酷として知られる日本軍の、知られていない側面だろう。(欣達)

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◎    「お父さん」70歳で初めて呼べた戦争遺児 80歳で消えたためらい
(2023.12.17、朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASRD86FM6RCPTLTB00L.html

「お父さん」。父に向かって、初めて声を出して呼びかけたのは70歳のときだった。
 鹿児島市の吉見文一さん(82)には、父の記憶は何もない。父の元明さんは旧海軍の軍人だった。
 1943年8月、パプアニューギニアで見張り中に腹部を撃たれて死亡した。32歳だった。
 吉見さんが生まれたのは41年1月。その2カ月後に父は戦地に赴き、帰ってくることはなかった。
仏壇にそっと置かれた遺書
 父親をしのぶよすがは、母親と一緒の写真と、母親や自分に宛てられた遺書だった。戦死の1年前に書かれていた。
 大学生活をおくる東京から夏に帰省した際、遺書を初めて目にした。母親から渡された記憶はない。
母はそれとなく仏壇の前に置いたのかもしれない。
 「オ前ニ出ス(中略)始テノ便リナンダガ、コレガ又最後トナル父ノ苦シイ告白ナンダ」という書き出しに衝撃を受けた。

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◎    若者のための農業  ~JICAボランティアがPNGの農業に貢献~(2023.12.18、JICA PNG事務所)
https://www.jica.go.jp/overseas/png/information/topics/2023/1526777_14562.html
鈴木健斗さんは、海外協力隊員(職種:野菜栽培)として、
セントラル州ソゲリにあるイアロワリ農業工業高等学校で、
農業教師として活動を開始して3か月が経過しました。
パプアニューギニアでは、農業が地元の人々が収入を得るために最も重要な職業訓練の一つであり、
鈴木隊員も日々の活動で生徒たちに野菜栽培の成功体験をさせることに取り組んでいます。
手始めとして学校農場の状態改善から始めました。
学校農場(畑)は小高い丘の斜面にあったため、生徒たちと一緒に「段々畑」を作り、
雨によって土が流れてしまうことを防ぐ取り組みを行いました。
生徒たちは2024年の2月から、この段々畑を利用して、ピーマン、ナス、タマネギなど、
パプアニューギニアでよく流通している野菜の栽培方法を学びます。

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