メルマガ・広報誌

vol.118 (6月30日)

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◎ 年会費のお願い

当協会は皆様の貴重な年会費によりボランティア運営されております。
皆様のご協力を重ねてお願い申し上げます。

既にお振込みを頂きました皆様には深く感謝申し上げます。

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◎ JICA WNBPD Strengthen Capacity (2017.6.21, Post Courier )
http://postcourier.com.pg/jica-wnbpg-strengthen-capacity/

The collaborative partnership between the West New Britain Department of Works (DoW),
Japanese International Cooperation Agency (JICA) and the PNG government
for projects on Capacity Development on Road Maintenance (CDRM)
has successfully completed a CDRM training for WNB DoW.

The week-long CDRM training, funded by JICA, which brought in civil engineers,
surveyors and supervisors from Hagen, Morobe and Wewak,
basically focuses on building capacity for DoW officers covering skills
such as topographical surveying, preliminary road designs and quantity estimation.

According to Morobe DoW senior project engineer and project engineer
for Bukawa pilot project Elsie Loth, other provinces are believed
to be ahead of the training in terms of the on-the-job-training (OJT).

However, Kimbe is the first time for the officers.
Therefore, the team are here to assist them in terms of their capacity building.

"The main reason that all the engineers, surveyors and supervisors are
in the training is to train the officers in areas where they are lacking;
and this particular training is for all officers to build their capacity
and learn new things from their different experiences," Ms Loth said.

She added that the training will make all officers work collaboratively
in constructing roads and thus, bridge some of the gaps.

"Before, we had certain skills that some engineers are not competent
with at certain levels, but through this joint training,
we are learning from each other,"she said.

It also believed that, although the new equipment has been available,
the WNB DoW are still using the old method of manual surveying.
However, the training has given them the idea to use the new equipment.
Thus, it will enhance the officers and the engineers in the province.

WNB provincial DoW manager Aura Panka said the CDRM project is
a great opportunity to work in collaboration with other provinces.
Panka added that the most important thing is getting the basics right
from surveying to the design and the construction.

Mr Panka reiterated that the other three provinces participating
together with the WNB DoW officers are their challenges and experiences
based in their provinces so that they can learn from each other

"The training will also help to fully utilise the JICA donated equipment
throughout the four provinces and at the same time help the trainees
to be more competent than the private sectors," he said.

He thanked JICA for the program and training and hoped that
it continues in future as part of the partnership arrangement.
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◎ 「新輸出大国コンソーシアム」発足1年 (2017.6.22、佐賀新聞)

http://www.saga-s.co.jp/column/economy/22901/439859

 中小企業の海外展開を官民連携で後押しする政府主導の枠組み
「新輸出大国コンソーシアム(共同体)」が発足して1年を過ぎた。

企業にとって最適な支援ができる専門家を紹介する体制を整え、
初年度に利用した企業は全国で4千社を超えた。
このうち佐賀県内の企業は41社となっており、
現地法人の立ち上げなど一定の成果を上げている。

 コンソーシアムは昨年2月に発足。
政府機関や自治体、経済団体、金融機関など約1千機関が連携し、
海外勤務経験がある約400人の専門家を企業に無料派遣している。
事務局は日本貿易振興機構(ジェトロ)が務め、
登録した企業の要望を細かく聞き取っている。

 「何から始めたらいいのか分からなかったし、本当に助かった」。
支援を受けた企業の一つ、佐賀市の産業機械メーカー「大神」の吉村正社長は評価する。
現在、日本車が人気を集めるパプアニューギニアで中古車販売会社を
現地企業と合弁で立ち上げるプロジェクトの支援を受けている。

 輸出や会社設立に精通するジェトロの助言だけでなく、
現地の市場動向に詳しい国際協力機構(JICA)の情報提供も受けた。
今秋には現地企業と契約を結ぶ予定で、吉村社長は「現地には整備工場も併設する。
軌道に乗れば、自動車部品の需要も見込める」と期待する。

 コンソーシアムで初年度に支援を受けた県内41社のうち、最も多かった業種が工業の19社。
農産12社、卸売とサービスがそれぞれ5社で続いた。
これまでは有田焼や日本酒、茶の輸出に関する相談がほとんどで、
ジェトロ佐賀貿易情報センターの清水幹彦所長は「新たな支援先が出てきた点が大きい」
と効果を指摘する。

 包装材の製造機械、カット野菜の輸出に関する相談などが新たに寄せられており、
「専門家を派遣するだけでなく、企業の自己分析もサポートしている」と支援の幅広さを強調する。
本年度は成功事例の紹介、外国人の人材育成にも力を入れていくという。

 佐賀銀行は取引先企業5社をジェトロに紹介した。同行の担当者は
「各機関の連携はスムーズで、専門家につなぐスピードが上がった」と評価し、
「決済や書類作成などの得意分野で企業を応援していきたい」と話す。

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◎ チャレンジ (2017.6.24、毎日新聞/東京夕刊)

https://mainichi.jp/articles/20170624/dde/041/070/048000c

ロンドンの金融街シティーにある大手会計事務所や法律事務所で働いていたナオミさん(31)が
南太平洋の島国、パプアニューギニアに旅立った。

絶滅が危惧されているオニイトマキエイ(別名マンタ)の保護活動プロジェクトに
参加するためだ。

 シティーでは、大学を卒業したばかりにもかかわらず、「不満のない」給料をもらっていた。
ただ、一日中、パソコンと向き合い、仕事に追われる毎日に疑問が湧く。
巨大組織の中で、自分がどれだけ会社や社会に貢献しているのか分からなかった。
同僚は良い人ばかりだったが、何年も続ける仕事ではないとの思いが膨らんでいった。

 旅立つ直前のナオミさんの様子からは、迷いはみじんも感じられなかった。
巨大都市ロンドンとは全く異なる環境に身を置く不安より、
未知の世界にチャレンジすることへの興奮が勝っていた。

 「好きなように生きるのが一番です」。パプアニューギニアからメールが届いた。
うらやましく感じる自分に気付いた。【矢野純一】


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◎ 『写真民俗学 東西の神々』芳賀日出男著 (2017.6.25、産経ニュース)

http://www.sankei.com/life/news/170625/lif1706250031-n1.html

 アマチュアカメラマンにとって「祭り」は心を浮き立たせる魅力的な被写体である。
年に一度あるいは数年に一度の開催を待ちわび、入念に準備して町や村に乗り込んでいく。
祭りは大人にも遠足のような高揚感を与えてくれる。

 こうした楽しみを多くの日本人に教えてくれたのは、
民俗写真家の芳賀日出男にほかならない。
本書は95歳になった大家の仕事を、4部14章構成でまとめた集大成だ。

 第1章「来訪神」は、茨城県大洗海岸に昇る初日の出の写真で始まる。
ページをめくると、クリスマスの話題になり、
オーストリア・ミッテルンドルフ村のニコロシュピール(聖ニコラウス祭)が
文章と写真で紹介される。
第6章の「仮面」では、パプアニューギニア・シンシンの祭りにおける
極楽鳥の冠と奈良・當麻寺(たいまでら)の練供養(ねりくよう)や
沖縄の弥勒(みろく)神がつなげられていく。被写体が日本にとどまらず、
世界の101カ国に及んでいるため、洋の東西を往還できるのである。

 来訪神や仮面祭に対する近年のアプローチでは、
フランス人写真家、シャルル・フレジェの仕事が印象深い。
欧州の「獣人」や日本の「精霊」を祭りの流れから切り離した斬新な撮影法も、
臨場感あふれる芳賀の民俗写真の蓄積があったからこそであろう。

 芳賀が日本の祭りに取り組み始めた昭和30年代は、
高度経済成長のさなかで、村落共同体の儀礼や風習がまたたく間に失われていった。
こうした過渡期に祭りを記録し、だれよりも日本の"歳時記"に精通した芳賀は、
EXPO'70(大阪万博)では、お祭り広場のプロデューサーを務めてもいる。
あれから四十数年経過し、村も祭りも変貌した。
本書は、日本のここ半世紀の変化の記録としての価値も大きい。

 世界の国々もこの間、変革や転換を乗り越えてきた。
ソ連の崩壊によって独立国家となったラトビアは、
独自の民間信仰の国に戻り、夏至や冬至の祭りが復活したという。

 さまざまな祭りや習俗、仮面や装束の異同について考えることは、
多様性についての意識を深めてくれるだろう。(KADOKAWA・2500円+税)

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◎ 竜みたいなアリ・悪魔の花...米研究所が選んだ新種10傑 (20217.6.27、朝日新聞デジタル)

http://www.asahi.com/articles/ASK6W4DWMK6WULBJ006.html?iref=com_latestnews_01

 小説や映画で人気の「ハリー・ポッター」に登場する魔法の帽子のような姿のクモ、
ピンク色のキリギリス......。米ニューヨーク州立大の国際生物種探査研究所が
2017年の「世界の新種トップ10」を公表した。
世界の研究者による選考委員会が、前年に報告された約1万8千の新種の中から、
風変わりな特徴や希少性などを考慮して選んだ。

 魔法の帽子のようなクモはインドで発見された。大きさは2ミリ以下。
ハリー・ポッターに登場する魔法使いの名前にちなみ、
「エリオビクシア・グリフィンドリ」と名付けられた。

 また、葉っぱのように見えるキリギリスはマレーシアで見つかった。
4センチほどの大きさで、メスは鮮やかなピンク色をしている。

 ほかにも、コロンビアで見つかった花の中心部が悪魔の顔のように見えるランや、
パプアニューギニアで発見された背中にトゲがありドラゴンをほうふつさせる姿のアリ、
ブラジルの川で見つかったオレンジ色の斑点があるエイなどが選ばれた。

 同研究所は2008年から毎年、新種トップ10を発表している。
「10年間で約20万種の新種が見つかったが、
それよりも速いペースで絶滅が進んでいる」と指摘した。(戸田政考)

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◎ 銀座で水中写真家 中村 征夫の写真展『永遠の海』8/9~実施 
パラオ・沖縄の最新作を中心に最新作を含む約120点を展観 (2017.6.27、

http://www.sankeibiz.jp/business/news/170627/prl1706271232092-n1.htm

松屋銀座(所在地:東京都中央区)では、半世紀以上にわたり海の撮影を続けている水中写真家
中村 征夫の写真展『永遠の海』を2017年8月9日(水)~8月21日(月)の期間に
松屋銀座8階イベントスクエアにて実施いたします。
本展では、パラオ・沖縄の最新作を中心に、
世界の海を旅し記録した中から約120点を展観できます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/131614/LL_img_131614_1.jpg
展覧会メインビジュアル(座間味島、沖縄県)

半世紀以上にわたり海の撮影を続けている水中写真家 中村 征夫氏。
「海は潜るたびに異なる表情を見せ、常に新たな発見を与え続けてくれる」と、語ります。
太陽の光でかがやく青い海や見事なサンゴ、鮮やかでかわいい魚たち。
それらの写真を通して、美しい海景と命の豊かさを教えてくれます。
また中村 征夫氏は、海をめぐる人々の営みや東京湾での環境も精力的に取材し、
社会性のあるテーマにも取り組んできました。

本展では、パラオ・沖縄の最新作を中心に、世界の海を旅し記録した中から約120点を展観。
透明度の高いミクロネシア、世界に誇る沖縄のサンゴ、震災からよみがえる三陸海岸の海、
水深1,300mの深海の世界、鮮やかな紅海など、撮り下ろしや未発表の作品も多数紹介します。
中村 征夫氏ならではのぶれない視点でとらえた海の現実、永遠に残したい豊かな海中の絶景をストレートに伝える写真展です。

■中村 征夫(なかむら いくお) プロフィール
1945年秋田県潟上市生まれ。19歳のとき神奈川県真鶴岬で水中写真を独学で始め、
31歳でフリーランスとなる。1977年東京湾にはじめて潜り、
ヘドロの海で逞しく生きる生きものに感動、以降ライフワークとして取り組む。
報道の経験を生かし、様々なメディアを通して海の魅力や、海をめぐる人々の営みを伝えている
。木村伊兵衛写真賞や土門拳賞、日本写真協会年度賞など受賞多数。

■展覧会構成(抜粋)

◆第5章 永遠の海-虹色に輝く光景
世界の海を旅し記録してきた中からとっておきの作品をご紹介します。
美しい海景とそこに棲む生きものたち。紅海、カリブ海、ガラパゴス諸島、
ハワイ、オーストラリア、マレーシア、モルディブ諸島、パプアニューギニア、
小笠原諸島......。改めて海の自然の多様性、命の豊かさに気づかされます。

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◎ 海外派遣スタッフの声 (2017.6.28、国境なき医師団)

http://www.msf.or.jp/work/workers/detail/pharmacist_3487.html

慣れない業務に戸惑いながらもベストを尽くす:福島 紘平

ポジション:薬剤師、 派遣国:南スーダン、 活動地域:アウェイル、
派遣期間:2016年5月~2017年2月

・今までどのような仕事をしてきましたか?また、
どのような経験が海外派遣で活かせましたか?

日本の総合病院で経験を積んだのち、
青年海外協力隊としてパプアニューギニアの病院で活動をしてきました。
パプアニューギニアで多少なりとも医療物品(医薬品のみならず医療器具も)の知識がついた事は
、MSFでの在庫管理を行なう上で多いに役立ちました。

(抜粋です、全体はURLからネットで閲覧してください)


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