メルマガ・広報誌

vol.159(7月20日)

★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ 2018年度第1回「日本・パプアニューギニア協会関西支部研究会のお知らせ

下記の日程で、研究会を開催します。ぜひご参集のほど、宜しくお願い致します。


 ・日 時:2018 年7 月28 日(土)15:30~17:30
 ・場 所:龍谷大学大宮学舎北こう1階103教室
 http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/omiya.htmlの②の1階です。
 ※JR京都駅から徒歩15分。
 ・内 容:「南太平洋・フィジーの水 ― 独特のミネラル成分」
 ・報告者:若井 郁次郎 氏(元大阪産業大学教授)

 事務局:林尚毅(E-mail:hayashi@biz.ryukoku.ac.jp)


★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ 中国を警戒? 豪州、太平洋の島国と安保協力を強化 (2018.7.12、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASL7D4S00L7DUHBI00Y.html
 オーストラリアが太平洋の島国と安全保障分野の連携を強める。
豪州とニュージーランド、フィジーなど太平洋の18カ国・地域でつくる
太平洋諸島フォーラム(PIF)の首脳らが9月に共同文書に署名する見通しだ。
豪政府筋が12日、明らかにした。
太平洋地域での中国の存在感の高まりが背景にある。
 違法操業の漁船の海上での監視や、麻薬密輸などの国境をまたぐ犯罪の取り締まりや情報共有、
治安分野の人材育成などが主な内容となる。
9月にナウルで開かれるPIFの首脳会合で合意する見込みだ。太平洋の島国は小国が多く、
治安組織は貧弱。
自国の軍隊を持つのは、パプアニューギニアとフィジー、トンガだけで、いずれも小規模だ。

 太平洋の島国では近年、大型のインフラ建設を通じた中国の支援が目立ち、
国際通貨基金(IMF)は中国向けの債務が多いトンガやサモアについて、
財政運営に注意を促している。

4月には、豪紙が「中国がバヌアツと海軍基地を設ける協議を始めた」として、
中国の支援でできた埠頭(ふとう)が候補地と報道。両国は否定したが、
豪州では、中国の影響力が増す状況に懸念の声が高まっている。(シドニー=小暮哲夫)


★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ フェデックス、ビジネスアイデアコンテスト日本大会開催 
(2018.7.17、Logistics Today)  https://www.logi-today.com/321228

フェデックスエクスプレス(東京都江東区)は17日、
若者の社会適応力を育成する公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本と、
ビジネスアイデアコンテスト
「フェデックス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル・トレード・チャレンジ2018」
の国内大会を、16日に開催したと発表した。

大会の開催は、ことしで12年目。国内予選を勝ち抜いた上位3チームは、
日本代表としてアジア太平洋地域の9か国、日本、韓国、中国、香港、フィリピン、シンガポール、
タイ、ベトナム、オーストラリアから54人が参加するシンガポールでの国際大会に参加する。

国際大会では、国内大会までのペアではなく、
くじ引きにより他国からの参加者と新たにペアを組んでコンテストに挑む。

「パプアニューギニアにおけるアウトドア製品の新規参入戦略」を課題に、
ことしは34チーム(1チーム2人)、計68人の応募のうち、書類選考を通過した7チームが審査員の前で、
ビジネスアイデアのプレゼンテーションを行った。

審査の結果、国内予選を勝ち抜いたのは、加藤学園暁秀高等学校の早川さくらさん、植田尚弘さんチーム、
同じく加藤学園暁秀高校の奥村瑛仁さん、藁科慶伍さんチーム、
本郷高等学校の西山知樹さん、佐々木健太さんチーム――の3チーム。

早川さん、植田さんチームは、日本で開発された蚊を寄せ付けない繊維と、
パプアニューギニアの伝統的な織物の技術を組み合わせた蚊よけ効果があるブランケット、
奥村さん、藁科さんチームはパプアニューギニアで生産される原料を使用したサプリメント、
西山さん、佐々木さんチームはパプアニューギニアの電力問題を解消する
持ち運び可能な太陽発電シートをそれぞれ提案した。

3チームは日本代表として8月12日から16日にシンガポールで開催される国際大会に参加する。
参加した学生は、この大会を通して世界の貿易、製品の流通、
販売が市場環境でどのような役割を果たすのかを実際に体験しながら学ぶ。
チームワークに加え、ビジネスの場でのリスク評価の基礎や、分析能力も身につける。
フェデックスの従業員はボランティアとして、学生の相談やビジネスプランの開発を指導した。


★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ Japan keen to support management of mine waste (2018.7.17、National)
https://www.thenational.com.pg/japan-keen-to-support-management-of-mine-waste/

Japan International Cooperation Agency (Jica) is committed to supporting key agencies
in the current framework of the Mine Waste Management Policy.

Jica chief representative Takashi Toyama said
this during a seminar attended by representatives from Conservation
and Environment Protection Authority,
Mineral Resources Authority,
Department of Mineral Policy and Geohazards Management
and Jica Team in Port Moresby last Wednesday.

A project on capacity development on mine waste management started in 2016
in which Japan is training Papua New Guineans on mine waste management.

Jica is honoured that it has partnered with the Government to implement this project since 2016.

"I am very proud that we have seen tremendous results in the span of two years,"
Toyama said.

"First of all, the review of the legislative framework guiding mining activities in the country
provided useful inputs to the ongoing developments of the Waste Management Policy
currently undertaken by the PNG Government.

"Secondly, much effort for the enhancement of environment assessments contributed
to the development of practical guidelines such as inspection manual for waste dump and tailing dam.

"Thirdly, the database system was constructed to effectively manage mine waste in this country."

Toyama said the project has been implemented in very difficult conditions
including a lack of human resources.

"It is also notable that Jica has provided the PNG Government with long-term training
called Kizuna programme which allows participants to study at a post-graduate school in Japan,"
 he said.

Jica's assistance in the mining sector includes infrastructure
and regional development and policy support and legal system development.


★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ 太平洋島嶼国国民に対するビザ発給要件の緩和 (2018.7.18、外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_006247.html
1 本年5月18及び19日に開催された第8回太平洋・島サミットで発表されたとおり,
日本と太平洋島嶼国の間の人的交流・往来の活性化を目的とするため,
パラオ,ミクロネシア,サモア,バヌアツ,キリバス,ツバル,ナウル,ソロモン諸島,
パプアニューギニア,フィジー,マーシャル及びトンガに対して,
短期滞在ビザの発給要件緩和措置を決定し,平成30年8月1日以降の申請分から運用を開始します。

2 運用を開始する具体的な措置の内容は以下のとおりです。
(1)パプアニューギニアに対しては,これまで15日間であった,
観光等を目的とする短期滞在数次ビザの滞在期間を最長30日間までとします。

(2)その他の国々については,これまで一次ビザのみであった観光等を目的とする短期滞在ビザについて,
新たに数次ビザ(有効期間:3年,滞在期間:30日間)を導入します。

3.今回の緩和措置によって,観光等の目的で訪日する太平洋島嶼国国民の利便性向上や訪日リピーターの増加,
ひいては日本と太平洋島嶼国との間の人的交流の一層の活発化に資することが期待されます。
(注)具体的な申請書類を含む詳細については,追って外務省ホームページ上で公表予定です。

★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
◎ 国立情報学研究所学術情報データベース(CINII)で検索した、
PNGに関係する、調査・研究レポートなどの情報 
<https://ci.nii.ac.jp/keyword/パプアニューギニア>

1.「呪術」をめぐる覚え書き
「春日 直樹」 https://ci.nii.ac.jp/author?q=%E6%98%A5%E6%97%A5+%E7%9B%B4%E6%A8%B9
抄録: 人類学で「呪術」と称されてきたものを、アブダクションの視点から提示し直す。
ここでいうアブダクションとは、部分集合と全体集合の間に対称性を認めて、
その帰結として矛盾律の破れを導出する論理である。この論理は比喩と同じ形式をとるために、
人類学者は呪術を比喩として理解する傾向が強かった。だが呪術は、人々に不可視の領域を呼び出し
「何でもあり得る」現実を作出しながら、その現実にふさわしく諸事諸物の関係性を高い自由度で再編成する。
それは「仮想」と「現実」をアブダクションによって必然的に結びつける操作なのである。


2.Front page 青年海外協力隊で途上国の医療保健を支援
マヌス州立病院(パプアニューギニア) https://ci.nii.ac.jp/naid/40021536601
この論文の抄録はありません


/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/