メルマガ・広報誌

vol.166(10月1日)

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◎ エラビーチ再開発オープニング式典におけるPNG軍楽隊の演奏 
(2018.9.12、在PNG日本国大使館)https://www.png.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000106.html
9月12日,中嶋大使はエラビーチ再開発オープニング式典に出席しました。

この再開発プロジェクトは,今年11月のAPEC首脳会合の会場であるAPECハウスに隣接する
エラビーチ海岸の整備を進めるものであり,総額7,700万キナ(約26億円)が投じられたとのことです。
式典には数千人の市民が出席し,コンサートやパフォーマンス,花火の打ち上げが行われ,楽しみました。

式典にはオニール首相,パーコップ首都特別区知事,トカチェンコAPEC大臣,
キピット・ポートモレスビー行政長官を始め,閣僚,国会議員,外交団など多くが出席しました。
PNG軍楽隊はオニール首相の入場の際に見事なパフォーマンスを披露し,
11月のAPEC首脳会議に向けて素晴らしいデビューを飾りました。

(御参考)日本による軍楽隊支援
・平成28年度草の根文化無償資金協力「パプアニューギニア軍楽隊楽器整備計画」(約1,250万円)
・平成30年8月,楽曲贈呈(日本での作曲コンテスト及び公邸での引渡式)
・防衛省による能力構築支援(陸上自衛隊中央音楽隊隊員の派遣による音楽指導及び軍楽隊員の日本研修受入れ)
・JICA専門家派遣(音楽指導)
・仙台育英学園による中古楽器供与(日本パプアニューギニア協会による同楽器の輸送費負担)


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◎ 今年も 上原敏の歌を聴く会  開催のご案内

例年パプアニューギニアで先の大戦で戦死された昭和歌謡の大御所
「上原敏さんの歌を聴く会」が次の要領で開催されます。

お申込みは、協会事務局で代行しております。

日時: 平成30年10月20日(土)   13時ー17時
場所: 専修大学 神田キャンパス5号館(7階)571号室
会費: 3000円 当日

アクセス:九段下駅:東西線、半蔵門線、都営新宿線 九段下駅5番出口 徒歩3分
     神保町駅:都営三田線、都営新宿線、半蔵門線 神保町下車A2出口 徒歩3分

主催者 当会会員矢野信雄様より

今年も上原敏さんの季節がやって参りました。没後75年の歌声は、未だに色あせる事無く、
聴く者達を魅了してくれます。今年も感涙に咽んだ数々の作品を今一度ご堪能頂ければと
企画いたしました。 後輩、田端義夫さんや作家、阿久悠さんの幼年時代、又敏さんと
同時代に「綴り方教室」で天才文学少女と称賛され、戦後も活躍された作家の豊田正子さん達の
貴重な作品を是非お聴きいただければと思います。志生野温夫アナウンサーの名調子で綴られた、
美しい上原敏さんの世界でお過ごしいただければ幸いに存じます。


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◎ 豪 対中でパプアニューギニア基地の共用化計画か (2018.9.21、NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180921/k10011639931000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_003

南太平洋地域で中国が影響力を強める中、
オーストラリア政府がパプアニューギニアで共用の海軍基地の開発をめざしていると地元メディアが伝え、
専門家は中国による軍事的な影響力の拡大を阻止する狙いがあるものと分析しています。

オーストラリアの有力紙「オーストラリアン」は20日付けで、
政府がパプアニューギニア北部のマヌス島にある海軍基地を改修して
両国で共用することをめざしていると報じました。

それによりますと、基地にはアメリカ軍の艦船も寄港できるよう
新しい施設が設けられる計画だということで、
パプアニューギニア側も前向きに検討しているとしています。

南太平洋ではここ数年、
中国が島しょ国に対する巨額の資金援助を通じて影響力を強めています。

オーストラリア戦略政策研究所のマルコム・デービス氏は
「パプアニューギニアが返還できないほどの債務を背負えば、
数年後にマヌス島は中国海軍の基地になりかねず、
オーストラリア政府は阻止したいのだろう」と述べ、
海軍基地の開発は中国による軍事的な影響力の拡大を阻止する狙いがあるものと
分析しています。

ただ、「オーストラリアン」の報道の真偽について、
オーストラリアのモリソン首相は「安全保障に関する臆測についてはコメントしない」と
述べるにとどめています。


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◎ Japanese Maritime Destroyer Arrives ( 2018.9.21、Post-Courier )
 https://postcourier.com.pg/japanese-maritime-destroyer-arrives/
THE Japan Maritime Self Defence Force destroyer, JS Sazanami,
has arrived in Port Moresby for a three day
friendship and goodwill port call after a month's voyage from Darwin.

Despite the rain, the 4650-ton ship and its 170 naval officers were
welcomed by the Japanese Embassy staff and the PNG Defense Force military band.

Japanese Ambassador Sotoshi Nakajima said visit is the first after four years
and is an important occasion to promote the relations shared between the two countries.

"Sazanami's visit symbolises the growing partnership between our two countries
as well as the two defense forces," Mr Nakajima said,
referring to the upskilling of PNG's military band in the past two years by the JDF.

Sazanami voyaged for a month from Darwin following a multi-national naval exercise
with 27 countries across the Indo-Pacific region.

The name "Sazanami" means ripples of wave and Mr Nakajima hopes
the port call by Sazanami will make a "long lasting ripples of confidence,
trust and friendship between Japan, PNG and other countries she visits."

Commanding officer of the destroyer of JMSDF, Shoji Ishikawa said
although the visit is brief they hope to extend a good and long lasting relation with PNG.

The port call, says Commander Ishikawa,
is a historical moment for him due to the history of the WW2.
"The name Port Moresby was very impressive for me
 because in World War 2 we try to occupy this city but cannot,
and so I cannot imagine coming for port call here, I can't believe it," he said.

The rain and cold weather has been a surprise for the crew
who pictured PNG to be a warm temperate country.

Cmndr Ishikawa said: "I know Papua New Guinea is very hot
but (arriving here) it's very cold."
At least three officers out of the 170 have already visited the country in previous port calls
and Capt Ishikawa says they are looking forward to a wonderful stay.

During a tour with the ambassador and guests,
the ship was discovered to be equipped with radar, sonar, 127 mm gun,
vertical launching system and a helicopter controlled by powerful and modern system.
The first Japanese destroyer Sazanami of 1899 was used
during the Russo-Japanese War and this is the fourth ship of the Takanami-class.
Next, Sazanami will visit Honiara, the Solomon Islands, before returning to Japan in October.
She left home in August.


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◎ 安倍首相、オーストラリア訪問調整か 豪公共放送が報道 (2018.9.22、朝日) 
https://www.asahi.com/articles/ASL9Q2PC5L9QUHBI006.html
 安倍晋三首相が11月にオーストラリアを訪問し、
モリソン新首相と会談する方向で調整していると22日、
豪公共放送ABCが政府筋の話として報じた。
中国をにらんだ防衛協力の強化が焦点の一つで、安倍氏は、
太平洋戦争中に日本軍が空爆した豪北部ダーウィンを
日本の首相として戦後初めて訪れる予定だという。
 ABCによると、安倍氏は、
11月17~18日にパプアニューギニアで開かれる
アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に出席する前に、
豪州を2日間の日程で訪れる方向だという。
 ダーウィンは、太平洋戦争中の1942~43年に日本軍が空爆を繰り返した。
42年2月19日の空軍基地などへの空爆では、市民を含む約250人が犠牲になった。
安倍氏は戦没者慰霊碑のほか、
日本の国際石油開発帝石が開発・運営する大型液化天然ガス(LNG)事業地も
訪れる計画だという。
 東南アジアに近いダーウィンは、豪州にとって国防上の拠点の一つ。
中国の南シナ海での軍事拠点化もにらみ、2012年から米海兵隊も駐留している。


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◎ 世界各地での活躍誓う 青年海外協力隊が出発報告 (2018.9.24、佐賀新聞)
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/278997
 青年海外協力隊員として世界各地に赴任する県内関係者7人が21日、
県庁を訪れ出発を報告した。これまでに培ったスキルを生かし、
2年間の活動を通して現地での課題解決に尽力することを誓った。
 タイに派遣され、環境教育などに携わる唐津市職員の松川武照さん(29)は
「現地ではポイ捨てが当たり前だと聞いた。少しでも改善できれば」と抱負を語った。
キックボクシングの経験があり「仕事の合間にムエタイにも挑戦し、
現地の文化を知りたい」と胸を高鳴らせていた。
 県地域交流部の南里隆部長は「海外で活躍し、また佐賀に戻ってくることを期待している」
と激励した。
 2年間の派遣を終えてエジプトから帰国した藤野照平さん(29)も報告に訪れ、
宗教に重きが置かれていることなど戸惑いはあったが、とても親切にしてもらった。
佐賀のために経験を還元したい」と述べた。
 他の出発隊員は次の通り。(敬称略)
 柳田菜摘(26)=ヨルダン、障害児・者支援▽伊東三佳(26)=エクアドル、
作業療法士▽中山諒(29)=エルサルバドル、マーケティング▽重松宙輝(23)=ガーナ、
青少年活動▽原志帆(26)=タンザニア、看護師
▽西川康(22)=パプアニューギニア、小学校教育


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◎ 自衛隊はパプアニューギニア国防軍に音楽教育 (2018.9.25、アセアン情報サイト)  
https://portal-worlds.com/news/asean/15134
日本の防衛省・自衛隊は、パプアニューギニア国防軍に対して、
7月15日から8月31日にかけて音楽教育を実施した事を発表した。
今回の支援は、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで実施されたものである。
支援対象は、パプアニューギニア国防軍の軍楽隊員41人となり、陸上自衛官の5人が教務要員として派遣された。
この支援では、軍楽隊の演奏に必要な知識・技能の更なる向上に向けて、
約1か月半となる長期間に亘る音楽教育を実施し、楽器奏法や行進演奏等を指導した。
今回の音楽指導が行われた事により、
パプアニューギニアの軍楽隊は中級程度の合奏が可能な技術レベルに到達した。
パプアニューギニアは、APEC(アジア太平洋経済協力
:Asia Pacific Economic Cooperation)の2018年における議長国を務めている。
今年の11月には、パプアニューギニアでAPECの最終高級実務者会合や関連会議・首脳会議などの
関連会合が開催される事に伴い、
パプアニューギニア軍楽隊の音楽などが披露される予定である。
なお、パプアニューギニアがAPEC議長国を務めているのは、今年が初めての事となる。

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◎海外医療通信 2018年9月号【東京医科大学病院 渡航者医療センター】
(2018.9.26、Travel Vision)
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=83164
 ※当コンテンツは、東京医科大学病院・渡航者医療センターが発行する
メールマガジン「海外医療通信」を一部転載しているものです。
2)パプア・ニューギニアでポリオ患者発生
パプア・ニューギニアの首都ポートモレスビー近郊で、男児(6歳)のポリオ患者が確認されました
(英国Fit For Travel 2018-9-11)。
パプア・ニューギニアでは5月以来、ポリオ患者の発生が報告されていますが、
首都近郊での患者確認は初めてです。日本の外務省は、同国を含めポリオ発生国に滞在する者に、
ポリオワクチンの追加接種を推奨しています(外務省海外安全ホームページ 2018-9-3)。

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◎ JICA派遣へ決意 薩摩川内市長に長嶺さん (2018.9.26、読売/鹿児島)
https://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20180925-OYTNT50297.html?from=yartcl_blist
長嶺さんは地元の高校を経て、九州看護福祉大(熊本県)で理学療法を学んだ。
卒業してからはアジアを中心に約10か国を回り、帰国後は福岡市の病院に勤務。
その後、「自分の経験を役立てたい」とJICAに応募した。
 長嶺さんは「現地の実情を知り、(医療の)技術の底上げが必要と感じる。
自分が去った後も活用できるように、リハビリなどに必要なハンドブックをつくりたい」と決意を述べた。
岩切市長は「元気で頑張り、帰国後も経験を生かして頑張ってください」と激励した。
 長嶺さんは10月23日に出国する。派遣期間は2年間。
JICAデスク鹿児島によると、薩摩川内市からは現在、1人がエチオピアに派遣されている。


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◎ 世界の政治・経済日程(2018年10~12月)(2018.9.28、JETRO)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/09/a078a6785fe6913b.html
WTOは10月2日から4日にかけて、ジュネーブ本部でパブリックフォーラムを開催する。
一般参加も可能な同フォーラムには毎年、市民団体、学術界、ビジネス界、
政府関係者など1,500人以上が参加し、世界貿易の発展や多国間貿易システムについて議論を交わす。
2018年のテーマは「2030年の貿易(Trade 2030)」。
持続可能な貿易をメインテーマとして、
貿易における包摂性やテクノロジーの活用などについてセッションが開かれる。
IMFと世界銀行は10月12~14日にかけて、インドネシアのバリで年次総会を開催する。
IMF・世界銀行の合同開発委員会と国際通貨金融委員会は、世界経済見通し、貧困の撲滅、
効果的な援助など、世界的な金融・経済開発問題について提言を行う。
また、年次総会では、ツイッターなどのライブストリーミングイベントやオンライン会話を通じて、
一般市民との対話を促進する機会も提供する。
10月
9月18日~10月1日 第73回国連総会(米国・ニューヨーク)
10月2~4日 WTOパブリックフォーラム(スイス・ジュネーブ)
10月4日 G20保健相会合(アルゼンチン・マルデルプラタ)
10月12~14日 IMF・世界銀行年次総会(インドネシア・バリ)
10月17日 APEC財務相会合(パプアニューギニア・ポートモレスビー)
10月18~19日 WTO一般理事会(ジュネーブ)
10月18~19日 第12回アジアヨーロッパ会合(ASEM)(ベルギー・ブリュッセル)
10月中 IMF世界経済見通し発表
11月
11月8~9日 WTO知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS)理事会(ジュネーブ)
11月15日 APEC閣僚会議(ポートモレスビー)
11月15~16日 APECビジネス諮問委員会(ABAC)会合(ポートモレスビー)
11月18日 APEC首脳会議(ポートモレスビー)
11月26~28日 G20財務相代理会合、財務相ワーキング・ディナー(アルゼンチン・ブエノスアイレス)
11月30日~12月1日 G20首脳会議(ブエノスアイレス)
12月
12月3~14日 国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)(ポーランド・カトビツェ)

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◎ 護衛艦「さざなみ」、ソロモン諸島から戦没者遺骨を送還 収集事業に協力 
(2018.9.26、 Fly Team)https://flyteam.jp/news/article/100277
海上自衛隊は2018年9月25日(火)、厚生労働省が実施する戦没者遺骨収集事業に協力、
護衛艦「さざなみ(DD-113)」を派遣したと発表しました。
協力内容は、ソロモン諸島で収容された遺骨の「さざなみ」艦内での安置、日本への送還などです。
現地引渡式が9月25日(火)13時30分から、ソロモン諸島ホニアラ市のホニアラ港で実施されました。
また、日本での遺骨引渡式は横須賀港で、10月10日(水)に行われる予定です。
送還される遺骨は、厚生労働省の遺骨収集派遣団が9月19日(水)から9月29日(土)までに収容し、
在ソロモン日本国大使館に仮安置した御遺骨です。
「さざなみ」は横須賀所属で、SH-60J/K哨戒ヘリコプターを搭載する護衛艦です。
同艦は9月19日(水)から9月22日(土)まで、パプアニューギニアのポートモレスビー港に寄港し、
パプアニューギニア国防軍との親善行事に参加、派遣されていました。
詳しくは、海上自衛隊、または厚生労働省のウェブサイトを参照ください。


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◎ 旅客機が着陸失敗、乗員乗客47人全員救出 ミクロネシア (2018.9.29、CNN)
https://www.cnn.co.jp/world/35126278.html
(CNN) パプアニューギニアの航空会社、
ニューギニア航空の運航するボーイング737型旅客機が28日、
乗客乗員47人を乗せてミクロネシア連邦のウェノ島近くの海上に不時着した。
島にある空港の滑走路への着陸に失敗したとみられる。

ニューギニア航空の声明によると、不時着した72便は同日、
ミクロネシア連邦のチューク諸島に位置するウェノ島の国際空港に着陸する予定だった。
しかし滑走路手前の海の上に不時着したという。
同機に乗り合わせていたミクロネシア連邦の地元紙の編集者は、機体が海に飛び込んだ際の状況について、
側面に穴が開いて海水が入ってきたと説明。
乗客は腰まで水につかり、非常口から機外に出た。

インターネット上に投稿された画像や動画には、
複数の小さな漁船が海中に半分沈んだ状態の機体の周りに集まり
、脱出した乗客らを安全に運ぶ様子がとらえられている。
現場に駆け付けた緊急救援隊の1人は、
不時着した機体から滑走路まで500メートル以上の距離があったとしたうえで、
「機体の扉が開くと、誰もが先を争って外へ出ようとした」
「乗客全員がおびえ、ショックを受けていた」と述べた。
ニューギニア航空は乗客35人と乗員12人が全員無事に機体から避難したことを確認。
乗客らはその後病院で検査を受けたが、重度の負傷者は報告されていない。
同社は不時着当時の状況として「豪雨による大変な悪天候で、視界もよくなかった」
との報告を受けていたと述べた。
航空機の安全性や事故のデータを収集する独立系のウェブサイト「JACDEC」も、
同機は着陸直前まで通常通りに進んでいたが、突然の悪天候や激しい雨に見舞われたと指摘。
滑走路をオーバーランしたのか、滑走路手前に不時着したのかは不明との見方を示していた。

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◎ ブリスベン総領事館便り:第3回 (2018.9.29、日豪プレス)
http://nichigopress.jp/nichigo_news/news_bne/170812/

日豪プレス読者の皆様は、8月15日の日本のお盆をどのように過ごされたでしょうか。
帰郷してお墓参りをされた方も多いのではないでしょうか。
私はこの日QLD州北端にある木曜島を訪れ、
当地の日本人墓地で行われた慰霊祭に出席してきました。
地図をご覧頂くと分かるように、QLD州北端のヨーク岬と
パプアニューギニアとの間に数百に及ぶ美しいサンゴ礁の小島があります。
これらの島々は、トレス海峡諸島と呼ばれ、
その1つがケアンズからプロペラ機とフェリーを乗り継いで数時間の所にある木曜島。
人口約3,000人と小規模ながらも、州庁舎、行政区庁舎、学校、病院、裁判所などが整った
トレス行政区の立派な中心地です。
とはいっても島はとても穏やか。エメラルド・グリーンに輝く海から吹いてくる心地良い風に吹かれていると、
まるでタイムスリップしたようです。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
木曜島には戦前多くの日本人ダイバーが真珠貝採取のために移民していました。
記録では1883年に37人の日本人が、木曜島に契約移民として渡豪したのが最初とされ、
1900年までに3,000人以上の日本人がこの地域で働いていたそうです。
その中で、木曜島には「リトル横浜」と言われる日本人街が生まれ、
驚くことに銭湯や露天映画館まであったそうです。慰霊祭でご一緒したトレス行政区長は、
「日本人が木曜島の経済発展に生命を与えたと言っても過言ではない」と仰っていました。
当時、日本人は世界一の真珠貝採りダイバーとして知られ、その多くが和歌山県出身の若者だったそうです。
しかし、まだ潜水器具も今のようには発達しておらず、
常に危険と隣り合わせの職業で、実際に潜水病や事故で命を落とす若者も少なくなかったようです。
木曜島の墓地には、彼らのように当地で亡くなった日本人の墓碑と慰霊塔があり、
近年では毎年お盆の時期にブリスベンの浄土宗僧侶による慰霊祭が営まれています。
今年は、私が日本政府を代表して出席しました。残念なことに700以上に上る墓石の多くが荒廃しつつあり、
改修のための資金調達が現在最大の課題となっています。
暖かな日差しの中、鳥のさえずりだけが聞こえる静まりかえった墓地の日本人区で僧侶のお経に耳を傾けながら、
当時の活気溢れる木曜島に思いを馳せました。そのころから、
100年以上に及ぶ和歌山県と木曜島の関係は、相互訪問や交流を通して一層深まり、
11年には和歌山県串本町と木曜島の姉妹友好都市関係が結ばれるまでに至っています。
読者の皆様も機会がありましたら、木曜島にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。
(投稿=柳井啓子在ブリスベン日本国総領事)

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