メルマガ・広報誌

vol.203(11月20日)

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◎ 「『世界津波の日』2019高校生サミットin北海道」に参加したソゲリ国立高校生徒の報告会
 ( 2019.11.12、在PNG日本国大使館 )
https://www.png.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000198.html
11月6日、ポートモレスビー近郊にあるソゲリ国立高校で、去る9月10日~11日に開催された
「『世界津波の日』2019高校生サミットin北海道」に参加した同校生徒5名が帰国報告会を行いました。
5名の生徒は、大講堂に集まった同校生徒数百名の前で、ビデオ映像を踏まえながら、
地震など自然災害に対する日頃の準備や心構えについてサミットから学んだメッセージを伝えるとともに、
頭を守りながら机の下にもぐる等教室での避難方法を実演しました。
また、パプアニューギニアでの自然災害に対する意識向上と準備に関する報告書を当館代表と同校校長に手渡しました。


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◎ Alotau market project to be completed next year: Kasu (2019.11.12、POST-COURIER )
https://postcourier.com.pg/alotau-market-project-to-be-completed-next-year-kasu/
The government of Japan through JICA have approved and allocated K33 million earmarked
for the redevelopment of Alotau market and fisheries ...


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◎ 中国最大の練習艦「戚継光号」、初の南太平洋友好訪問 (2019.11.11、 AFP )
https://www.afpbb.com/articles/-/3254020
【11月11日 東方新報】中国解放軍海軍の自主設計艦・戚継光(Qijiguang)号が11月4日、
フィジー首都のスバ港入りし、四日間にわたり友好訪問した。これは戚継光号としては初のフィジー訪問だ。

 倭寇やモンゴル軍と戦って勝利したことで知られる明代の武将の名前を冠するこの練習艦は、
中国最大級で「鄭和(Zhenghe)」訓練艦のおよそ2倍の大きさという。
2017年2月に旅順(Lvshun)軍港に就役。大連(Dalian)艦艇学院に所属する。
9月20日、517人の海軍学院生と官兵を乗せて大連から出航し、ブルネイ、東ティモール、
パプアニューギニア、ニュージーランドを歴訪してきた。

 今回の航海の目的は、乗艦の海軍学生たちの教育、訓練だけでなく、現地の軍や民間人、
現地駐在の海外武官らとの交流を行い、軍民友好活動も兼ねている。
中国が医療支援など積極的に関係を深めているパプアニューギニアでは、
日本籍2人とニュージーランド籍2人の外国籍武官を初めて艦上に迎え、
ニュージーランドまでの訓練航海をともにした。

 この2か月の訓練航海中、戚継光号は黄海、東シナ海、南シナ海、ジャワ海、バンダ海、チモール海、
アラフラ海などを航海し、台湾海峡、カリマタン海峡、トレス海峡、クック海峡、大隅海峡などを通過。
その間に海軍学生たちは、地文や天文知識を頼りに航海する技術や、
海洋水文気象についての知識など27科目にわたる教学・訓練を受けてきた。

 また、訪問先の海外港では現地の人々に乗艦参観してもらい、甲板でさまざまな交流イベントを開催し、
中国海軍の太平洋地域でのプレゼンス強化とイメージアップに貢献した。
 戚継光号は就役以降、中国海軍創立70周年記念の多国海軍活動に参加、
南シナ海での海上閲兵式やユーロアジア四か国訪問や第四回全国学生軍事訓練キャンプ海上段階任務に参加。
軍事演習だけでなく、海外華僑救援や重大災害救援活動など非戦争軍事任務にも積極的に参加し、
中国海軍の友好的イメージをアピールする宣伝艦隊の役割も期待されている。
 (c)東方新報/AFPBB News

  
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◎ 関ジャニ∞安田章大が「お見合いパーティ」に参加、しかも振られていた!?
(2019.11.12、ASA-JO )  https://asajo.jp/excerpt/80929

 5人新体制となった関ジャニ∞。
11月6日の大阪・松竹座公演からグループ史上2度目となる47都道府県ツアーをスタートさせている。
渋谷すばる、錦戸亮が抜けてメインボーカリストとしての比重が増えた安田章大は、
特に目が回るような忙しさを送っているようだ。主演舞台「忘れてもらえないの歌」も上演中だ。
 安田といえば、誰に対してもフラットな姿勢で接するため、マスコミ受けがバツグン。彼のファンになる記者も多い。

そんな"関ジャニきっての癒し系"に、
女性が胸をモロ出しにしているお見合いパーティーに参加した過去があるという。

「12年に"関ジャニの錦戸亮"がパパになってしまうドラマ『パパドル』(TBS系)が放映されました。
2時間特番で、ドラマと関ジャニがロケに挑戦するバラエティが合体した回がありました。
そこで安田は、パプアニューギニアに出撃。
イナウ族のパパ体験として、村長と朝の6時からお見合いパーティーに参加したのです。
現地の女性は、上半身に何も身につけていません。
胸をポロ~ンと出しっぱなしの女性たちと、肌を密着させました。現地の恋愛儀式だからです」
(アイドル誌ライター)

 ロケ企画は安田だけが異国の部族のに放り込まれた。
父親が中心となって漁に出て、料理を作り、家を作ることで自給自足する文化にふれている。
「この部族の求愛方法が独特。輪になって、縦にジャンプをしながら男女が前に進んでいって、向かい合います。
男性のほうから、首を縦に振って求愛のポーズ。女性が同じく首を縦に振ると、カップル成立です。
安田さんもその通りにすると、女性は首を左右に振って拒否。現役ジャニーズがフラれてしまいました(笑)」
(前出・アイドル誌ライター)
 それでも翌日、安田が村を離れるときは、女性たちが自身の胸を下から上へと何度も押し上げながら、涙で惜別。
現地では、寂しい気持ちの最上級を意味するジェスチャーなんだとか。
 わずか1日半の滞在で、民族とスキンシップした安田。
フラれてしまったが、愛されキャラに変わりはなかったようだ。

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◎ リンクPNG、11月19日にポートモレスビー/コモ線を開設 週2便 (2019.11.14,
 FLY Team )  https://flyteam.jp/news/article/117488
ニューギニア航空の子会社であるリンクPNGは2019年11月19日(火)から、ポートモレスビー/コモ線に就航します。
パプアニューギニアのヘラ州にあるコモ空港へ初の旅客便となります。
運航は、初期は火、木の週2便で、往路のポートモレスビー発が10時15分、コモ着11時45分、復路のコモ発は12時10分、
ポートモレスビー着13時40分です。機材は50席のDHC-8-315を使用します。
同路線の就航により、リンクPNGの就航地は12都市に拡大しました。
なお、コモ発便のチェックインは、コモ駅で受け付け、その後バスで空港まで移動します。
コモ空港での直接チェックインはできず、コモ着便も受託手荷物はコモ駅での受け取りとなります。
・運航スケジュール
ポートモレスビー 10:15 / コモ 11:45 (火、木)
コモ 12:10 / ポートモレスビー 13:40 (火、木)
・期日: 2019/11/19から

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◎ 止まぬパプア独立闘争、底流には根深い差別意識が、インドネシア政府、
暴動鎮圧を狙って州分割を提案も拒絶さる (2019.11.15、 
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58249

 10月23日に発足したインドネシアのジョコ・ウィドド大統領による2期目の新政権が
早くも厳しい局面に立たされている。

 東端のニューギニア島西半分を占めるパプア州、西パプア州で8月以降続いたパプア人への差別に端を発した暴動・騒乱という
治安問題への対処は、新政権が真っ先に取り組むべき重要課題の一つだった。

 打開策として政府は、現在のパプア地方に存在する2州をさらに分割し、新たに2州を新設して計4州とする案を提示したものの、
現地議会関係者らから強い反発を受け、暗礁に乗り上げようとしている。

パプア地方では海外メディアや人権団体の活動制限
 パプア地方では長年、武装組織「自由パプア運動(OPM)」を主軸とした勢力による独立を求める武装闘争が続いている。
そこで国軍はパプア地方を「軍事作戦地域」に指定し、外国人などの立ち入りを厳しく制限する一方で、
OPMメンバーやその支援者に対する拷問、暴力行為、殺害などの人権侵害事件を繰り返し引き起こしてきた。

 パプア地方は、1998年にアジア通貨危機と民主化のうねりの中で崩壊したスハルト長期独裁政権下では
イリアンジャヤ州という一つの州だったのだが、2002年にパプア州へと改称、
2003年にはパプア州と西イリアンジャヤ州に分割(後に西イリアンジャヤ州は西パプア州に改称)、
以後、中央政府による支配が強化されてきた。

 パプア州南部にあるティミカ地方は、米資本の巨大鉱山が開発事業を請け負うなど石油、天然ガス、
金銀銅などの天然地下資源が豊富で、政府としてはここを「南パプア州」として分割することで、
パプア地方にくすぶる独立運動の分断と弾圧を目論んだわけだ。
 パプア地方の独立武装闘争はこれまで細々と続いてきたが、これに再び火をつけたのが、
今年8月17日に起きた「パプア人差別事件」だった。インドネシアでは、昔からパプア人に対する差別意識が蔓延っており、
そこにパプア人が反発してきたという経緯がある。それが、この「パプア人差別事件」で爆発したのだ。
ジャワ島東部の都市スラバヤで、治安部隊によるパプア人大学生寮への家宅捜査の過程で、
警察官らがパプア人に対して「ブタ」などと暴言を繰り返した。
これが全国規模でのパプア人による「抗議デモ」に発展したわけだ。
 特にパプア地方では、抗議集会やデモに参加していたパプア人が一部で暴徒化、
パプア州ワメナでは約30人が死亡する事態に発展している。
  

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◎ 陸自、陸軍兵站実務者交流(MLST)を東京で開催 (2019.11.15、 航空新聞社)  
http://www.jwing.net/news/18946
新規の太平洋島嶼国等5ヵ国含め26ヵ国が参加
 陸上幕僚監部は11月15日、「令和元年度陸軍平坦実務者交流(MLST)」を11月18日から22日までの間、
東京で開催すると発表した。
 これは、インド太平洋地域の主要国等の平坦実務者とHA/DR(人道支援・災害救援)に係る兵站上の教訓等を
意見交換するというもので、陸幕は意見交換を通じ、
都市災害やオリンピック対応のノウハウを獲得するとともに相互理解および信頼醸成を図るとしている。
また、今年度は招聘国を拡大して、スリランカやパプアニューギニア、フィジー、パラオの太平洋島嶼国のほか、
トルコの5ヵ国が新規参加し、日本含め26ヵ国が参加することとなった。

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◎ NZ政府、ベフロウズ・ブーチャニ氏のビザ延長拒否 (2019.11.15、日豪プレス)
https://nichigopress.jp/ausnews/politics/191657/

 パプア・ニューギニア(PNG)のマヌス島の豪領外難民収容所に収容されてきた
イラン国籍クルド人難民のベフロウズ・ブーチャニ氏(36)は収容所生活を基にして執筆活動を続け、
作家兼ジャーナリストとして世界的に認められている。
 ブーチャニ氏は、ニュージーランド(NZ)のクライストチャーチで開かれている文学者フェスティバルで講演するため、
11月14日、6年ぶりにマヌス島を離れてNZに渡り、そこでNZのビザ延長を申請していたが、NZ政府が申請を拒否し、
1か月のビザ期限が切れる前にNZを出なければならないことが確定した。
 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
 11月15日、ブーチャニ氏はオーストラリア政府を独裁政権と批判し、NZビザの延長を申請しており、
PNGには戻らないと広言していた。また、ブーチャニ氏は国連難民条約に基づく難民認定を受けており、
アメリカ政府からはアメリカ入国と永住を認められているが、ブーチャニ氏自身は長期的な計画を決めていない。
 そのため、「NZに難民申請するか、アメリカに渡るか、ビザが2,3週間以内に決めたい」と語っている。

 ブーチャニ氏は、11月後半に開かれる世界クライストチャーチ・フェスティバルで講演するよう招聘を受けており、
15日にはリアン・ディエル・クライストチャーチ市長の歓迎を受け、
アムネスティ・インターナショナル・メンバーで自身がイラン出身の難民である
ゴルリズ・ガフラマン議員と壇上に上がって講演した。

 ブーチャニ氏は、「イランでの文筆、ジャーナリストとして活動のため、イランを出なければならなくなった。
そこで、オーストラリアは自由と民主主義の国と知っていたからオーストラリ
アに渡ろうとした。しかし、オーストラリア政府は私を牢獄に閉じ込めてしまった」と語った。

 ブーチャン氏はマヌス島の収容所に閉じ込められている間に
「No Friend but the Mountains: Writing from Manus Prison」を執筆し、VIC州文学賞、
全国伝記文学賞を受賞している。
 ブーチャニ氏は、PNGからニュージーランドに渡る際に、オーストラリア政府の介入を怖れ、
最短距離のオーストラリアの空港での乗り継ぎを避け、
フィリピン経由で34時間かけてニュージーランドに渡っている。

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◎ Pomio communities set to begin cocoa exports to Japan
( 2019.11.19、POST-COURIER )
https://postcourier.com.pg/pomio-communities-set-to-begin-cocoa-exports-to-japan/
Communities of Pomio District, East New Britain province will move forward with efforts
to export high-grade cocoa to Japan. Last Saturday's ...

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◎ 南太平洋に新しい国誕生の可能性 中国、すでに14.7億米ドル投資を約束 
(2019.11.19、 大紀元) https://www.epochtimes.jp/p/2019/11/49131.html

国際的な影響力を高めるために、中国は、南太平洋諸国の支配権を買い取っている。
このほど、豪メディアに応えた元海軍太平洋艦隊の司令官は警告した。
南太平洋の島国であるソロモン諸島、バヌアツ、キリバスは2019年、台湾との外交を断絶した。
豪メディア・ナインニュースは調査報道番組「60分(60 Minutes)」のなかで、
中国政府はソロモン諸島の議員たちに2万豪ドル(約150万円)の賄賂を振舞って、
台湾との関係を断つよう要求していたと伝えた。

米海軍の太平洋艦隊司令官を務めたジム・ファネル氏は、南太平洋に対する中国の計画は
「緩やかな侵略」であり「拡大主義」によるものだと述べた。

ファネル氏によると、南太平洋地域は、
米国同盟国であるオーストラリアとニュージーランドの間のチョークポイントにあるため、
中国が注力しているとした。

ファネル氏は中国側の嘘を指摘する。
「中国は以前、軍事施設は太平洋地域に作らないといったが、実際には作った。
世界の他の地域でも、艦隊を決して配備しないといった場所にも配備した」さらに、
中国は公式に世界覇権を狙わないと明言しているものの、
実際は「世界秩序のリーダーになることを狙っている」と述べた。

ファネル氏は、中国は、南太平洋の島国と「経済的パートナー」であると説明しているが、
実際には同地の経済を牛耳る権力者になろうとしているとみる。各国では、
港湾、空港へのアクセス権を増加させており、大量の資金を使って現地政府を買収している。
具体的にソロモン諸島の場合、戦略港となるツラギ港、鉱物の豊富なゴールドリッジ鉱山、
その他ガダルカナル島の地政学的な要所となる地域だ。

「太平洋諸国のキリバス、ソロモン諸島、バヌアツ、フィジーが趨勢となっている。
南太平洋を支配するということだ」と付け加えた。

ソロモン諸島の島ツラギでは、中国企業・森田企業集団に対して港、石油、ガス、漁業、林業、
観光に対する権利を付与する75年のリースを提供したと、
豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューで伝えられている。

10月24日、ソロモン諸島政府は、島の賃借契約は違法として破棄されるべきだとの見解を示した。

ツラギに土地を所有するマーガレットさんは豪チャンネルナインに対して、
中国に島の支配権を買い取られたくないと述べた。
「ツラギは私たちのとても大切な土地。心が宿る場所です」
「中国は共産主義の国。そして、ソロモン諸島は民主的な国です」

ファネル氏は、南太平洋諸国に近いオーストラリアにも警告を発している。
「もし今立ち上がらなければ、25年か30年後に支配されるだろう」
南太平洋に中国共産党寄りの国 新たに誕生か

南太平洋の地域で、観光スポットとして有名なパプアニューギニアの一地方、ブーガンビル(Bougainville)は11月23日、
独立を問う国民投票を行う。
もし独立すれば、2002年の東ティモール以降世界で最も新しい国となる。

中国はすでに、この国の誕生に際して新たな道路、空港、高級リゾート地区開発、
橋梁、港湾など14.7億ドル相当のインフラ建設を約束している。
ブーガンビルはその「担保」として、豊富な銅鉱山を提供する計画を用意している。

パプアニューギニア政府軍と抗争したブーゲンビル独立軍を指揮した、元隊長サム・カウオナ(Sam Kauona)氏は現在、
新しく誕生すると見込まれる国の最有力大統領候補だ。
カウオナ氏は、中国の投資計画を好意的に受け止めている。
「中国は超大国だ。ブーゲンビルは最善の取引を自由に選択できる」と述べた。
カウオナ氏は、国の独立にあたり、オーストラリアと米国、日本の投資を待っているが、
いまだに具体的な提案がないとした。
カウオナ氏によると、オーストラリアの鉄鉱石生産大手フォーテスキュー(FMG)とは2019年初めに面会したが
「その後は音沙汰なし。本当に関心があるのかどうか、疑っている」という。
このため、中国からの開発計画は最有力と見ている。

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